ハイクラス転職サイトと謳っている「ビズリーチ」に興味がある。ただ、実際評判はどうなのだろうか?有料のようだが使ってみる価値はあるのだろうか?
こういったことでお悩みではありませんか?
私は過去2回の転職を経験してきました。その中で2020年の2度目の転職活動ではビズリーチの利用も経験しています。
ということで今回は、ビズリーチを使ってみた実体験を踏まえ、ビズリーチの特徴や活用法などについて解説していきます。
本記事の内容
- 1.ビズリーチの特徴と評判
- 2.ビズリーチ活用体験談
- 3.ビズリーチはおすすめの転職サイトなのか
1.ビズリーチの特徴と評判
ビズリーチの特徴
<ビズリーチの特徴:2021年8月時点ホームページより>
- ハイクラス向けの転職サイトと公言している
- 年収1,000万円以上の求人が1/3以上
- 公開求人数127,000件
- 求人扱い企業数は厳選しており、約15,500社
- 一定の基準を満足した、優秀なヘッドハンターが本サービスを利用。ヘッドハンターは4,600名が登録
- 会員登録は無料
- 会員ステータスはスタンダード(無料)とプレミアム(有料)の2種。
- 登録情報(年収)により、会員ステータスが「タレント」か「ハイクラス」かに分けられる
- タレント会員のプレミアムステージは30日間コース 3,278円(税込)の一括払いで利用可能
- ハイクラス会員のプレミアムステージは30日間コース 5,478円(税込)の一括払いで利用可能
まとめますと、雑魚リーマンはお断りの、優秀なビジネスマン向けサービスですよということですね。
また、会員ステータスは年収750万未満かどうかで以前は決定していたようですが、今は非公開となっています。ですので、現在はどういった基準で会員ステータスを決定しているのかは定かではありません。
また、年収1,000万円以上の求人に応募できるのはハイクラスのみです。そのため、ハイクラスの場合は求人の質に比例し、月額利用料が高くなっているようですね。
要注意なのが、契約が自動更新である点です。これを忘れてしまうと、サービスを利用してないのにお金だけ払い続けることになってしまいます。転職成功だったり、ビズリーチが不要になった際には必ず解約手続きを行うようにしましょう。
また、無料プランと有料プランの違いは以下のようです。(ビズリーチホームページより引用)
有料プラン(プレミアムステージ)
全てのスカウトの閲覧・返信、求人の閲覧・応募が可能です。ビズリーチを最大限活用して、転職活動を進められます。また、ビズリーチプレミアムの各種コンテンツの利用が可能です。
無料プラン(スタンダードステージ)
「プラチナスカウト」のみ閲覧・返信が可能です。また応募については、公募・特集求人などの特別な求人のみ可能です。
なお、プラチナスカウトとは企業やヘッドハンターから届くオファーのことです。
まとめると、スタンダードステージは無料ではあるものの、ヘッドハンターからのスカウト待ちしかできません。一方で、プレミアムステージでは、有料ではあるものの、スカウトに加えて自分で気になる求人に応募できたりする点がメリットのようですね。
ビズリーチの評判
皆さんが最も気になるのが、ビズリーチの評判、求人の質、会員登録拒否される場合があるのか?という点などでしょう。
これについては、結論口コミ情報は一定数あるものの、信憑性のあるデータはありませんでした。有料で会員登録する価値はない!という口コミもあれば、希望に合った優良求人を紹介してくれるのでオススメ!という口コミもあったりと、結論千差万別です。
ただ、一つだけ言えるのは、ハイクラス転職サイトと言い切っていることから、それなりのスペックでないと会員にすらなれないという点です。
<ビズリーチの審査で落ちる可能性のある人の例>
- 社会人経験が短い
- 年収が500万未満
- 40代後半以降だが管理職ではない
- 会社員としての経験がない
ビズリーチの求人数は127,000と、決して多くはありません。ホームページにも記載の通り、厳選された高収入の求人が多いため、必然的に上記に合致するような方の場合、審査落ちの可能性が高いでしょう。
<参考>業界最大手のリクルートエージェントは300,000超の求人あり
では、口コミも当てにならないとすると、何を根拠にビズリーチの信頼性を判断すれば良いのでしょうか。答えはリアルな体験談です。
そのために私のビズリーチ体験談を書いていくのですが、私の考えを結論から言いますと、「登録しておいたほうが良い。ただ、有料会員になるかどうかは要各自判断」となります。
2.ビズリーチ活用体験談
以下、2020年7月頃の体験談を書いていきます。
ビズリーチへの登録
私は2020年6月頃に2回目の転職を検討すると同時に、自分の市場価値を図るツールとしてビズリーチに登録しました。
現在実施しているのかどうかはホームページ上でわからなかったのですが、当時はキャンペーンをやっておりまして、1ヶ月 or 2ヶ月(この辺り記憶が曖昧)の間は課金せずともプレミアムステージの機能を活用することができましたね。
ビズリーチは、こういったキャンペーンをしばしば行っているようですので、うまくキャンペーンを活用することで、課金せずともビズリーチ経由での転職に成功することも可能と言えるでしょう。
オファーの結果
当時の私はというと、こんな感じのステータス。
- 業界では建設業界10年、自動車業界2年の経歴
- 職種では営業技術が10年、営業企画が4年、施工管理1年の経歴
- 自動車コネクテッド、無線技術、IPカメラを経験
- 2社共に大手企業に在籍
- 年齢は35歳
- マネジメント経験は3ヶ月(2020年4月〜)
結論、私はビズリーチではなくdoda経由で転職を果たすのですけど、ビズリーチをやっていた1〜2ヶ月の期間で企業からオファーがあったのは2件でした。
2社共にベンチャー企業であり、ベンチャー企業で自由度高く仕事を行えるであろう点は魅力的でしたが、事業領域に興味が持てなかったので面談に至らずといった結果でしたね。
ビズリーチを使ってみた所感
2つ印象的なことがあって、最も感じたのは、ビズリーチを活用した転職エージェントの営業が活発だったなぁという点です。
私の場合、登録して間もなく10社弱の転職エージェントから連絡がありました。「あなたの転職をサポートしますので、ぜひぜひお声がけください!」みたいな感じで。
リクルート、dodaなどのメジャーな転職エージェントは知名度もありますけど、それ以外のあまり知名度のないエージェントにとっては良い営業ツールなんでしょうね。
2つ目は、こちらから信頼できる転職エージェントを指定できるという点です。
ビズリーチでは、メッセージを送ってきた転職エージェントの経歴や、転職エージェント自身の評価を、複数の項目ごとに5点満点形式で確認することができます。
過去に、ビズリーチで評点が突出して高いパソナキャリアのエージェントがいたんですけど、評価通りの懇切丁寧かつ的を得たアドバイスを得られたので、その後の転職活動の励みになりました。特に、職務経歴書の添削は素晴らしかったです。
3.ビズリーチはおすすめの転職サイトなのか
これは結論、人によります。
<ビズリーチに向いている人>
- 年収750万円以上
- マネジメント経験が豊富な人
- 尖ったスキルを持っている人
- 年収1,000万円以上のキャリアアップを目指している人
参考までに、私の場合はハイクラスではなくタレント会員での活用だったので年収1,000万Over求人紹介に強みを持つビズリーチをうまく活用できなかったのですが、年収800万超以上のハイクラスの方であれば、ビズリーチを活用するのはおすすめの選択ですね。
<広告:ビズリーチへの登録はこちらから↓↓>
おわりに。
ということで、ビズリーチの特徴や体験談のまとめ記事でした。
転職活動は3〜6ヶ月くらいで終わる人が多いと思うので、ハイクラスで月額5,000円弱かかったとしても、支出の合計は多くて30,000円弱となります。
その費用と、他のエージェントでは紹介されない求人に巡り会える可能性を天秤にかけると、そのお金を支払う価値は充分にあると思いますね。さらに、タイミング良くキャンペーンを活用すれば、月額をさらに減らすことも可能なようです。
また、企業から直接スカウトされない限りは、最終的に何かしらの転職エージェント経由で求人に応募していくことが多い印象です。通常、転職エージェント担当の指定はできませんので、転職エージェントを指定できるという点もビズリーチの強みと言えるでしょう。
-
おすすめ転職エージェント6選!30代で2度異業種転職を経験した筆者が徹底解説
続きを見る
それでは今回はこの辺で。
That is all