【2023年】ブラック企業経験者が転職しないほうがいい11業界と理由を解説

2021年6月7日

転職をしようと思っている。転職に失敗したくないので、ブラック企業に入社するのは絶対に避けたいし、できることならホワイト企業に転職したい。

 

転職活動をはじめる際、こう思うのは当然ですよね。

 

昨今では物価の急激な上昇、コロナウイルスの蔓延による企業業績の悪化、住宅ローンの利上げなど、今まで経験したことのないような変化が起きています

 

その影響を大きく受けている方々が将来を不安に感じるのは当然でしょう。

 

本記事を書いている私は今に至るまで異業種転職を2回行い、これまで「建設業界」「自動車業界」「通信業界」という3つの業界を経験してきました。

 

人よりも多くの業界を経験しているからこそ感じるのは、ブラック企業の多くは業界自体がラックだということ。

 

そのため、ブラック企業を避けるためには業界選択が何よりも重要と言えます。

 

今回は、そんな経歴を持つ私が転職しないほうがいい業界11選を解説していきます。

 

転職したいけど業界選びに迷っている方は是非ともご覧ください。

 

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本記事の内容

  • 1.転職しないほうがいい業界11選
  • 2.転職しないほうがいい業界の特徴
  • 3.どちらとも言えない業界4選
  • 4.転職したほうが良い業界とは
  • 5.転職成功に向けてやるべきこと

 

1.転職しないほうがいい業界11選

結論、転職しないほうが良い業界は以下の11業界です

転職しないほうが良い11業界

1.建設業界

2.運送業界

3.ブライダル業界

4.警備業界

5.自動車業界の下請け

6.飲食業界

7.人材派遣業界

8.銀行業界

9.介護業界

10.印刷機器業界

11.広告代理店業界

 

業界によって強弱はあれど、理由は主にこんな感じ。

・激務に見合った給料ではない

・業績が伸びる可能性が低い

・圧倒的に激務 など

 

転職しないほうが良い業界に共通するのは「激務」もしくは「精神的なストレスが高い」ことです。

 

ということで詳細を解説していきます。

 

その1.建設業界

 建設業界の現場は3K(きつい、危険、汚い)と呼ばれています。

 

私は約10年弱をこの業界で過ごしてきましたが、今考えると本当に厳しく過酷な環境でした。

 

キツかったことは多いのですが、具体例は主に以下の2つです。

 

建設業界でキツかったこと①.残業が多すぎる

結論、建設業界は残業が多いです。特に、現場で働く施工管理職は残業100時間/月を超えることも珍しくありません。

 

職種は施工管理の他に、設計、営業、管理など多岐に渡りますが、現場が多忙であるため、他の職種も現場の事情に引きずられて激務であることが多いです。

 

建設現場の工程は自然災害・事故などにより、例外なく遅れると言っても過言ではありません。

 

一方、建物の竣工時期に合わせてお客様である企業がオフィスを契約したりと着々と事が進んでいきます。

 

けれど、建設現場は工程が遅れていく。

 

この状況をどう打破するかと言うと、「終電土日祝日関係なく、働いて働いて間に合わす」のです。

 

よって、大型現場の終盤は関係者が皆気力のみで頑張る昭和な風習は業界あるあるでしょう。

 

なお、工事現場の最前線で働く施工管理のキツさは「施工管理はやめとけ」の理由6つ。建設業界で10年働いた私がヤバい実態を解説という記事で解説しておりますので、興味があれば是非ともご覧ください。

 

じゃあ施工管理だけを避けたら良いんだな?

 

って思うかもしれないんですけど、上述の通り施工管理職だけでなく「設計職」や「技術職」も総じて激務です。

 

10年前くらいの話ですが、設計事務所で働く知人は

 

「終電で帰ることはほぼない。2時〜3時帰りが当たり前の世界」

 

と言っていました。今は多少マシにはなったと聞きますが、劇的な変化には至っていないようです。

 

元業界人の結論としては「建設業界はおかしい」です

 

その詳細は建設業界はおかしい!業界で10年勤めた筆者が語る業界の闇【恫喝・説教】という記事で触れておりますので、こちらも興味のある方は是非ともご覧ください。

 

建設業界でキツかったこと②.怒られ、詰められる文化

証券会社ではノルマ未達の営業マンが上司から怒鳴られるイメージがありますが、建設業界も似たようなものです。

 

建設業界は多重下請けの構造になっており、ゼネコンやサブコンの言うことは基本的に絶対です。

 

そういった右にならえの文化が、時にパワハラまがいの勘違い現場所長を生み出します

 

建設業界のキャリアの中で、何度も他社である下請け会社の社員に怒鳴り散らす現場所長に出くわしました。

 

トラブルがあれば深夜だろうが携帯電話越しに怒鳴られる、そんな出来事はなかなか慣れることができませんでしたし、今でもたまに夢に見るほどです。

 

残業が多いだけでなく、精神的にもキツい仕事なので建設業界は慢性的な人手不足になっています。

 

なお、元業界人から人手不足になる理由を建設業が人手不足なのは当たり前。10年間業界にいた私がその理由5つを解説!という記事で解説しております。興味があれば是非ともご覧ください。

 

建設業界で働くメリット.忍耐力が鍛えられる

建設業界は厳しい環境であるが故に、トップレベルのストレス耐性や忍耐力が身につきます。

 

建設業界の最前線で辛い思いをしてきた人は、仕事をやり切る力が突出していることが多いです。

 

こういった姿勢があると、どんな会社に転職しても気合と根性で仕事をやり切ることができるので、最終的には評価されます。

 

このように、どんな業界でも基本となる仕事の姿勢が整うという意味では、建設業界で働くのもアリですが、だいたいの人はそこにたどり着く前に病んでしまいますね。

 

その2.運送業界

結論、運送業界もかなり過酷な業界です。

 

トラックドライバーの人手不足は業界の長年の課題です。

 

残業が多い業界ですが、事故の発生などに伴い法律が改正し、貨物自動車運送事業法などに基づくドライバーの管理は年々厳しくなっています

 

こういった背景により、トラックドライバーや管理者の「締め付け感」は年々激化しています。

 

また、イメージ通り肉体労働である点もキツい要因に挙げられます。

 

荷物の積卸し作業は代表的な肉体労働です。

 

運送業界では大卒であっても多かれ少なかれ肉体労働はあるものと思ったほうが良いでしょう。

 

参考までに、業界大手の「ヤマト運輸」と「佐川急便」の評判を転職口コミサイトOpenWorkで確認したところ、5点万点で評価は3点以下の低評価でした。

 

また、両社の回答者における平均年収はだいたい500万円前後であり年収は低めです。

 

加えて、残業が30〜40時間程度と比較的多めであり、満足度も低いので、オススメする要素は正直ないですね。

 

また、運送業界は雰囲気が怖くて圧の強いお客様が多いです。

 

そのため、異業種から転職する人は慣れるまでにストレスを感じてしまうでしょうね。

 

トラックドライバーの労働環境実態調査

国土交通省が2021年に発行した最近の物流政策についてによりますと、トラックドライバーの労働環境はこんな感じ。

 <トラックドライバーの課題>

  • 労働時間は全職業平均より2割長い
  • 賃金は全産業平均より1〜2割低い
  • 人手不足は全職業平均より2倍も高い
  • 若手が少なく高齢の人が多い

 

 

これを見ると、メリット0ですよね。

 

トラックドライバーのメリットとして、「一人で気楽に仕事ができる」という点はあるでしょう。

 

ただ、上述の通り肉体的にもキツイ割には給料も安いです。人手不足は慢性的な課題ですので、将来性も高いとは言えないでしょう。

 

その3.ブライダル業界

 

結論、ブライダル業界は「激務薄給」です。

 

結婚式場でバイトをしていた友人が言うには、式場の裏側では従業員が疲弊して殺伐としていたそうです。

 

さらに、「結婚」という人生の一大イベントに関わる仕事なので、ちょっとした行き違いでクレームを受けやすく、責任の重い仕事でもあるでしょう。

 

一生に一度のイベントを、スタッフのミスで台無しにされたら当然大きなクレームになりますよね。

 

その責任に見合った給料がないので、コスパを求める人には正直オススメしません。

 

カカクコムが提供する「求人ボックス」によると、ブライダル業界正社員の平均年収は353万円だそうです。

 

私の経験ですと、結婚披露宴の打ち合わせは平日は18時〜21時。遅くなると22時。スタッフとこれくらいの時間まで打ち合わせをするが多かったです。

 

こういった実態から、見た目の華やかさとは裏腹に、下記のような三重苦に陥る可能性が高いでしょう。

  • お金がない
  • お金を使う時間もない
  • 肉体労働で身体はボロボロ

 

また、近年では披露宴を行わず身内だけで挙式を行うカップルが増加しています。

 

加えて、子供の出生数も減少しているので、業界全体として今後業績が伸びていくことも考えづらいでしょう。

 

よって、心からお客様に良い結婚式や披露宴を提供することに喜びを感じられる人でない限りオススメしない業界です。

 

その4.警備業界

大手警備会社で働く知人によると、営業部門の雰囲気はかなり悲惨だったそうです。

 

上司が日常的に部下を怒鳴り散らかし、「ボケ!」「●ね!」などの暴言を吐かれることが茶飯事だったようです。

 

さすがに全てがこのような職場ではないでしょうが、パワハラ気質は高い業界です。

 

なぜそう言えるかというと、私は大手警備会社が筆頭株主の会社で約10年働いていたから。

 

そんな職場環境の中で、年収水準は低いです。業界首位のALSOKは平均年収が574万円(平均年齢40.2歳)です。

 

ALSOKは管理職になると年収がグ~ンと上がるらしいので夢はあるのかもしれませんが、そこまで昇進できない人のほうが圧倒的に多いでしょう。

 

精神的な辛さと年収を天秤にかけると、数ある業界の中からあえて警備業界を選ぶ必要はないと感じますね。

 

その5.自動車業界の下請け

自動車メーカーは完成車メーカーが王様で、下請け会社は地獄であるとよく言われます。

 

完成車メーカーから無茶なコストダウンを要請され、下請けは疲弊していくわけです。

 

某完成車メーカーの下請け会社で過去働いていた知り合いが言うには、未だに過去の辛いことを思い出したくないそうです。

 

自動車という「人命」に関わる商品を扱うため、極めて厳しい品質基準が要求されることやお客様である自動車メーカーの都合に振り回されることが多かったようです。

 

近年では下請けである部品メーカーの立場も強くなってきているようですが、自分で主導権を持ち働きたい人には向いていない業界と言えるでしょう。

 

なお、自動車業界自体やめとけという主張もよくあります。

 

これに関しては【自動車業界はやめとけ説は本当?】元自動車メーカー正社員が私見を述べますという記事で私見を語っておりますので、興味があれば是非ともご覧ください。

 

その6.飲食業界

結論、飲食業界は激務なので人材が定着しない業界です。

 

厚生労働省が2021年8月31日に発行した「-令和2年雇用動向調査結果の概況-」によると、宿泊業・飲食サービス業の離職率は全産業比で圧倒的に多い26.9%となっています

私は大学時代に某ファミレスでアルバイトをしていた経験があります。

 

営業時間は7時〜24時だったのですが、店長は責任の重さから土日関係なく7時〜24時まで店にいることも多かったですね。

 

加えて、アルバイトは移り変わりが激しいので、バイトに休暇や労働時間を大きく左右される店長の様子を傍から見ていて

 

人生を店に捧げている感じメチャしんどそう・・・

 

と思っていました。

 

また、外食の仕事は基本的に立ち仕事なので、体力的にもキツかったですね。

 

加えて、現在無視できないのがコロナウイルスの影響でしょう。

 

こちらのプレスリリースによりますと、2021年7月27日時点のコロナ倒産件数は、飲食店が圧倒的多数になっています。

 

ですので、来自分の店を持ちたい」「料理人として腕を磨きたい」という強烈な意思がない限りはオススメしない業界ですね。

 

その7.人材派遣業界

結論、人材派遣の結果客先に常駐してする仕事って、「こんな仕事を正社員にやらせるなんて時間の無駄だ」という内容がほとんどなんですよね。

 

「誰でもできるけどやらないといけない」仕事って結構ありますよね。そういった低レベルな仕事を任せるのに便利なのが人材派遣の人達なのです。

 

低レベルで単純な仕事ばかりしていてもスキルは身につきません。

 

そのため、自己成長を重視するなら人材派遣業界を避けるのが無難だと思いますね。

 

その8.銀行業界

元銀行マンの知人によると、銀行の人間関係は半沢直樹のようにかなり厳格で厳しいようです。

 

営業数字の進捗が悪いと上司から詰められることも珍しくありません。

 

さらに、銀行業界全体の課題として囁かれているのは将来性の低さです。その理由はこんな感じ。

 <銀行業界は将来性が低いと言われる理由>

  • ネット銀行の普及で窓口に足を運ぶ顧客が減少しているから
  • キャッシュレス決済の普及により、現金を扱う銀行員の仕事が減少しているから
  • 人員削減が今後も予測されるから

 

2017年秋、メガバンク各社が総計3万人規模の人員削減策を発表し、希望退職者を募集するという衝撃のニュースが続々と発表されました。

 

この際は40代以上が主な対象でしたが、これ以降20代〜30代若手および中堅の退職も増加しているようです。

 

その理由の一つには、銀行という仕事の特殊性があるでしょう。

 

銀行で培った預金管理などのスキルは他社では応用が効きません。また、銀行はどうしても正確性が求められ「ミスをしないこと」が優先になりがちです。

 

そのため、減点思考で保守的な仕事の姿勢が身についてしまいやすく、そうなってしまうとビジネスマンとしては挑戦的な仕事に前向きに取り組めなくなるなどのリスクはあるでしょう。

 

その一方で、超高給の外資銀行は例外として、他の業界と比較しても給料が突出して良いわけでもありません

 

それらを総合的に勘案すると、銀行員として骨を埋めるくらいの覚悟を持っている方以外にはおススメしない業界ですね。

 

その9.介護業界

 

介護業界の事業自体は社会貢献度の極めて高い業界である一方で、働く社員にとってはブラック極まりない環境です。

 

土曜日もしばしば仕事になりことに加え、重労働な仕事です。体重の重い大人を抱えて入浴補助をするのは体力が必要ですからね。

 

また、食事の補助をしたり排泄物の処理をしたりと、精神的にキツい側面もあります。

 

施設によっては夜勤もありますし、単純に立ち仕事なので疲労も伴います。

 

なお、厚生労働省が発行している「第8期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について」によると、2023年には約233万人、2025年には約243万人の介護労働者が必要とされています。

 

高齢化社会で労働者の総人口が減少する中、介護の対象となる高齢者が増加しているので人手不足を招いているわけです。

 

加えて、そんな過酷な環境の割に給料が安いことも人手不足を招く要因と言えます。

 

公益財団法人 介護労働安定センターが2022年に発行している令和3年度「介護労働実態調査」結果の概要についてによると、介護業界の平均年収は約366万円です

 

実際、介護施設で働く知人は20代半ばの頃に

 

土曜日も隔週で働いていたにも関わらず手取りは15万

 

と言っていました。

 

介護業界全体が激務薄給だということは10年以上前から課題として言われ続けているので、強い意志がない限りはあえて飛び込む業界ではないと思いますね。

 

その10.印刷機器業界

 

もう何年も前からペーパーレス化が世の中全体に普及してますよね。

 

この流れが今後変わることはおそらくありませんので、今から印刷機器業界に転職する必要はないでしょう。

 

ただ、上記の中には「CANON」「リコー」「富士ゼロックス」などの大手優良企業も含まれています。

 

これら企業に応募する場合、新規事業か否かに着目しましょう。本業の印刷事業は衰退産業ですからね。

 

なお、私は衰退事業の部署で働き、部署がなくなった経験をしたことがあります。

 

廃部後の事業整理は辛いものですし、事業がなくなるリスクは避けた方が間違いなく良いです。

 

なお、部署がなくなった体験談については【業績低迷】会社で部署がなくなった体験談。事業撤退の仕事が辛いワケとはという記事で解説しております。興味があれば是非ともご覧ください。

 

その11.広告代理店業界

結論、広告代理店は激務高給です。

 

広告代理店の人と一緒に仕事をしたことは何回もありますけど、早朝から深夜まで満遍なくメールが飛び交っていましたね。

 

イメージ通り、ハードな業界であることは間違いありません

 

確かに給料は良いのかもしれませんが、時給で考えると割に合うかは微妙なところでしょう。

 

体力に自信があって覚悟が決まっている方は別として、ワークライフバランスを重視したい方にはおススメしない業界ですね。

 

2.転職しないほうがいい業界の特徴

 

結論、転職しないほうがいい業界の特徴はこんな感じ。

 <転職しないほうがいい業界の特徴>

  • 残業が多く、精神的なプレッシャーがキツい
  • 将来的に業績が伸びていく可能性が低い
  • 年収が低い

 

残業が多く、精神的なプレッシャーがキツい

結論、毎日残業が多くて夜遅くまで働いていると、疲れ果てて精神を病んでしまうリスクがあります。

 

そして、経験上それ以上に重要なのは上司から怒鳴られたり無理難題を押し付けられたりといった精神的なプレッシャーの度合いです。

 

私の場合、残業40〜60時間の会社から残業20時間の会社に転職できたワケですけど、転職先の上司が非常に厳しい方だったので転職先のほうがストレスを強く感じていました。

 

そういったストレスの結果がどういった数値に表れるかと言うと、離職率でしょう。

 

そのため、繰り返しにはなりますけど厚生労働省が2021年8月31日に発行した「-令和2年雇用動向調査結果の概況-」などのデータで離職率の高い業界は避けるのが無難と言えるでしょう。

 

加えて、具体的に興味のある企業がある場合、内部の実態を知るために転職口コミサイトを利用するのもオススメです。

 

転職口コミサイトは、実際に過去働いていた人や現職の社員が会社の実態を書き込みしており、情報にも一定の信頼性があります。

 

入社前に思っていた職場環境と全然違う・・・

 

このような悲劇を防ぐため、私が実際に使ってみて信頼できると思ったサイトを2つ紹介しますと転職会議OpenWorkです。

 

これらのサービスは100万人単位で会員数も付いていますし、実際に勤めた企業の口コミを見ても、「そうだよね。」と思える内容が多かったですね。

 

両サイトともに無料で使えますので、情報量を倍にするためにも2つ登録して企業の実態をチェックしましょう。

 

将来的に業績が伸びていく可能性が低い

結論、企業の業績が上がらないとボーナスが減り給料が減る可能性があります。

 

その結果、会社には優秀な人から辞めていくでしょうし、他社からも優秀な人材が入ってくる可能性が低くなります。

 

そうなると周囲のレベルも低くなりますし、自己成長という観点でも望ましくありません。

 

なお、レベルの低い職場で働き続けることのリスクはレベルの低い職場や会社の特徴7選と働き続けるリスク【辞めたい気持ちは当然】という記事で解説しておりますので興味があれば是非ともご覧ください。

 

年収が低い

結論、年収の低い業界は「利益が出ていない」「社会的に価値が低いので人が集まらない」という特徴があります。

 

典型的な例が外食業界やサービス業などの薄利多売かつ人手がかかるビジネスモデルです。

 

働き手からすると立ち仕事で体力的にも消耗が激しい仕事にも関わらず、それに見合った給料が得られないのでどうしても人が定着するには壁があるのが実態です。

 

結果、給料の安い会社には入社してもすぐに人が辞めてしまいます。

 

そうなると、職歴にも傷が付きかねないので給料の安い業界には転職しないほうが無難と言えるでしょう。

 

3.どちらとも言えない業界4選

 

2020年のコロナ禍以降、リモートワークが一般的になり外出や出張も減少傾向にあることからコロナで衰退した業界がオワコン扱いされています。

 

ただ、コロナが収束した後もリモートワーク中心の世の中が続くかは怪しいです。

 

大手企業で言うと、NTTグループが今後もリモートワークを推進する姿勢を見せている一方で、GAFAであるGoogle社は出社推奨の姿勢を見せています。

 

もちろん、短期的に見ると下記の業界はおススメしないという話になるのですが、長期的に見ると決して「転職しないほうが良い業界」とは言えないと思いますね。

 <どちらとも言えない業界>

  • 鉄道業界
  • 航空業界
  • ホテル業界
  • 旅行業界

 

4.転職したほうが良い業界とは

 

転職しないほうが良い業界もさることながら、一番知りたいのは「転職したほうが良い業界はどこなのか」という点ですよね。

 

これについては結論一概に言い切れないのですけど、おススメの考え方としてはこんな感じ。

 <転職する業界の選び方>

  • 転職しないほうが良い業界を選択肢から排除する
  • 「今後伸びる業界」を狙う。その業界で自分の得意なスキルを活かせるならより良い

 

伸びる業界に着目しよう

結論、業績が伸びる会社は給料も上がっていくことが多いです。

 

加えて、業界ごとに年収水準は異なりますので、現時点で年収水準が高く、業界が伸びている業界や会社を選ぶと未来は明るいでしょう。

 

上記を踏まえ、業界としては「IT」「ロボティクスなどの機械関連」などは今後も伸びていくでしょうしおススメですね。

 

年収も大事だが企業研究はしっかりと行うべし

年収1,000万を超えるような高給企業が集まる業界にはやっぱり転職したくなりますよね。

 

ただ、年収だけでなく企業の文化や風土が自分に合っているのかを確認することが何より大事です。

 

5.転職成功に向けてやるべきこと

 

結論、転職成功したいのであれば「自己分析」と「転職エージェントへの登録」を行い、転職エージェントへの登録が怖い人は転職サイトなどを活用しましょう。

 

転職への準備①.自己分析

自分の強みや弱みは何なのか。目指す業界はどこなのか。

 

どうしてその業界を目指そうと思っているのか。こういったこと点を自己分析していきましょう。

 

オススメは紙へ自分の気持ちを書き出していくこと。

 

自分の価値観が見える化するので気持ちの整理ができますよ。

 

転職への準備②.転職エージェントへの登録

転職したい人の理由は人それぞれですが、総じて将来への不安を抱えている人が多いのではないでしょうか。

 

そして、将来不安の原因は「今後の年収推移」「管理職になった時の大変さ」「会社の将来性」「仕事のやりがいがない」などであり、今の会社に居続ける限り解決するのは困難となります。

 

私自身、30代になってから同じ悩みを抱えていました。

 

会社を辞める時は不安で一杯でしたけど、会社を変えることで魅力ある仕事に関わることができたと思っています。

 

何よりも良かったのは転職して人に優しくも仕事はストイックに打ち込む社風だったこと

 

そんな実体験があるので、環境を変えてもっとスキルを高めたい、年収を伸ばしたいなどの意欲があるのならば、リクルートエージェントdodaなどの転職エージェントに登録を行うのがオススメです。

 

また、転職エージェントを使うメリットを列挙するとこんな感じ。

 

転職エージェントを使うメリット

■自分では探すことができない非公開求人を紹介してもらえる

■企業の内情や採用の背景を教えてもらえる

■職務経歴書や履歴書などの書類添削をしてもらえる

■模擬面接練習や面接時の過去QAなどの情報共有をしてもらえる

■面倒な応募手続き、面接の日程調整などを仲介してもらえる

■あなたのセールスポイントを企業にPRしてくれる など

 

そして、これだけの支援をしてくれるにも関わらず無料な点は使う側にとって大きなメリットです。

 

転職の求人は椅子取りゲームと同じです。

 

あっ。この求人興味がある。入れるなら入りたいなぁ・・・

 

と思っていて毎日を過ごしていたら、「求人の応募は終わっていた」なんてことはよくある話。

 

ですので、もしも転職をしたいと思うのなら、プロの知見をいち早く得られるように早めに登録するのがポイントだと思います。

 

まずは総合転職エージェントに登録しよう

株式会社エージェントは2022年4月12日にプレスリリースで「転職エージェントカオスマップ 2022年版」を公開しています。

<みんなのキャリア:【2023年徹底比較】転職エージェントおすすめ人気ランキング9選より引用>

 

転職エージェント大手のリクルートエージェントdodaパソナキャリアは「総合」転職エージェントです。

 

「総合」とは名前の通り「様々な業種の求人を取り扱っている」ことを示しています。

 

私の実体験で言いますと、「メーカー」「Sler」「IT」など、転職先の業界を絞りこめていなかったので、複数の業界に多くの求人を持つ総合転職エージェントが非常に便利でした。

 

「あっ!この会社知ってる。面白そうな求人が出てるじゃん!」ってチャンスに巡り会える機会に恵まれたワケです。

 

また、転職したい業界が決まっていた場合も、業界特化の中小転職エージェントよりも総合転職エージェントのほうが多く求人数を抱えていた。なんてのはよくある話です。

 

ですので、転職したい業界が決まっているか否かに関わらず、求人数の多い総合転職エージェントに登録しておくと良いと思います。

 

結局はエージェントの担当とマッチングするかどうか

例えば、業界最大手のリクルートエージェント一つとっても「最高に良かった!」という人もいれば「良くなかった」という人もいます。

 

当然ですけど、どんな転職エージェントにも担当者は複数存在するワケなので、結局は担当者との相性が良いか悪いか、そこが鍵なんです。

 

ですので、「とりあえず登録しておけ」とオススメするリクルートエージェントでも、「担当者と合わない・・・」という結果になる可能性は全然あります。

 

そのため、転職エージェントにいくつか登録を行い、使ってみながら自分に合った転職エージェントを絞っていくと良いと思います。

 

ちなみに私自身は最初の転職はリクルートエージェント、2回目の転職ではdodaを使って転職しました

 

上記2社に加えて、パソナキャリアも活用しつつ転職活動を進めていたんですけど、3社共に丁寧なサポートでしたし、面接前には合格するためのコツを共有してくれたりと、すごく満足度の高いサービス内容でした

 

そんな実体験を踏まえると、各サービスの良いところや感想は結論こんな感じ。

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  • リクルートエージェント:最大手だけあって、求人数も豊富であり転職アドバイスの質も高かった。とりあえずここは登録しておけとおススメできるエージェントです。
  • dodaリクルートエージェントにない求人も多く、面接選考に進んだ際のアドバイスや対策ノウハウなど、情報の質が高かったので活用して本当に良かった。
  • ワークポート:営業やIT系、Web系、エンジニア職の就職支援に強い。若手や第二新卒でIT系を目指す人にはおススメ

 

転職を成功させるには、どのサービスを使うかは極めて重要です。

 

これらの転職エージェントを活用し、より良い職場環境への転職を進めていきましょう。

 

転職しようか迷っている人は受け身の活動がおすすめ

結論、転職エージェントに登録したほうが良い人は「転職する意思を固めた人」です。

 

ぶっちゃけた話、転職エージェントに登録すると転職エージェントとの面談もしなければなりませんし、求人をバンバン紹介されます。

 

転職するぞ!と前のめりになっている人ならば求人紹介は歓迎でしょうが、転職しようか迷っている人にとっては転職エージェントの求人紹介は正直鬱陶しいと思います

 

そんな方は、面倒な面談などを行うことなく待っているだけで「あなたに興味がある!」と求人が届く「ヘッドハンティングサイト」や「転職サイト」がおススメです。

 

そして、これらのサイトに登録する前に自分の市場価値を把握し、自己分析を行っておくことが重要だと思います

 

市場価値がわかれば今の収入が自分に見合っているのかがわかりますし、自己分析ができていれば「自分に合っていない仕事だと知らずに転職すること」を防ぐことができます。

 

そして、市場価値の見極めと自己分析を簡単にするならばミイダスがオススメです。

 

私も転職活動時には自己分析のツールとしてミイダスを使っていました。ミイダスの良いところは、「無料」「会員登録はスマホで15分くらい」「面談などがない」の3つです。

 

ミイダスの年収診断サービスは結構ざっくりしているので参考程度に考えるのが良いですが、「バイタリティ」「人あたり」「チームワーク」などを分析してくれるコンピテンシー診断はかなり自己分析に有用でした。

 

転職した後にどんな仕事がしたいのか、漠然としている人は是非とも使ってみることをオススメします。

 

ミイダスを使って自己分析を行い、自分がハイキャリア層だと認識できた人は年収1,000万以上の求人が1/3を占めるハイキャリア向けヘッドハンティングサイトであるビズリーチを活用すると良いでしょう。

 

また、転職最大手のリクナビNEXTの利用は万人におすすめです。

 

こういったサービスを活用し、まずは受け身の姿勢で自分の市場価値や求人情報を知るところから始めてみて、具体的に興味が出てきたら転職エージェントへの登録を検討するという手順を踏む人は多いです。

 

実際、私も自分の市場価値はどうなんだろう?と思いながらビズリーチへの登録をしたことが二回目の転職活動の始まりでした。

 

なお、ビズリーチに関しては【実体験】ビズリーチの評判は?転職できるの?使った感想や活用術をご紹介!という記事で詳細を解説しております。是非ともご覧ください。

 

※一部プロモーションが含まれています

おわりに。

ということで、転職しないほうがいい業界11選という記事でした。

 

本記事で紹介した業界はどこかしら大きな「おかしな点」がありますので、転職することで「早く帰る」「ストレスからの解放」「柔軟な働き方」「年収アップ」などが実現できる可能性は高いです。

 

今回は以上です。

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