【リスク大】上司に嫌われていると感じるあなたへ。原因5選と対処法を徹底解説!

2021年4月8日

会社で仕事をするうえで、上司と部下の人間関係で悩む人は多いでしょう。

 

上司は自分の評価者なので、もしも上司に嫌われれば評価されずに給料はなかなか上がりません。

 

さらに、社内での立場も悪くなり、最悪の場合は意にそぐわぬ異動や退職勧告まであり得るでしょう。

 

私自身、これまで15年を超える社会人キャリアの中で10人以上の上司の下で働いてきました。

 

結論、私自身上司に嫌われたかも?と思った経験がありますし、逆にリーダーという立場になった後は「この部下はイマイチ・・・」と思った経験もあります。

 

今回は、上司と部下の両方の経験を踏まえ、上司に嫌わる原因と対処法について解説していきます。

 

本記事の内容

  • 1.上司に嫌われる人の特徴5選
  • 2.上司に嫌われた場合のサイン
  • 2.上司から嫌われた時に使える3つの対処法
  • 3.上司から嫌われない反論の方法

 

1.上司に嫌われる人の特徴5選

 

結論、上司から嫌われる根本原因は仕事ができないからです。

 

仕事ができない部下を上司は信頼しません。

 

上司は信頼がない部下の行動に対して「そうじゃないんだよな・・・」と感じることは多く、その結果イライラさせてしまって嫌われてしまうワケです。

 

では、「仕事ができない部下」の特徴について詳細をまとめていきます。

 

特徴①.ネガティブな人

結論、ネガティブな部下は上司にとって扱いづらく面倒です。

 

ミスをした際に軽く指摘しただけで落ち込んだり、必要以上に反省されてしまうと上司もどう接したら良いかわからなくなってしまうでしょう。

 

ネガティブな部下に共通するのは4Dワードをよく使うという特徴です。

 

4Dの概要

■だって(言い訳)
■でも(否定)
■だから(決めつけ)
■どうせ(諦め)

 

どのワードも会話の頭には付けてほしくないですよね。

 

基本的に、上司は結論から手短に報告を受けたいものです。

 

ですが、ネガティブな人は何かに付けて言い訳から会話が始まり本題に入るまでの話が長いので、イライラしてしまうわけです。

 

なお、メンタルの弱い部下の特徴や対処法については【他責】メンタルが弱い部下の見分け方5点と対処法を解説します【ネガティブ】という記事で詳しく解説していますので、興味があれば是非ともご覧ください。

 

特徴②.仕事の目的を理解していない

結論、仕事で目的を理解していなかったり、目的を理解しようとしない部下は仕事ができません。

 

私自身、仕事をお願いすると「わかりました!」と元気よく答えたけれど、出てきた資料はトンチンカンな部下の指導をした経験があります。

 

この部下の場合、当事者意識が低くて「やらされ感」があったため、言われた仕事をこなすことだけに意識が集中していました。

 

やはり、仕事をするうえでは当事者意識を持って「何のためにこのタスクを行うのか」を理解することは非常に重要です。

 

目的意識があると、目の前の仕事だけではなく、目の前の仕事を含めた仕事の全体像を把握する意識が高まります。

 

そういった視野の広さは上司からの評価を上げることに繋がりますし、結果として上司から嫌われることもなくなっていくでしょう。

 

なお、仕事における目的の重要性については【目的の理解】部下に自分で考えて仕事させるための方法とその効果とは?という記事で解説しております。こちらも興味があれば是非ともご覧ください。

 

特徴③.何かと反発してくる

上司たる者時には部下から反発されることもあるでしょう。ただ、毎度のように反発してくる部下には辟易してしまいます。

 

このような部下は人格に問題があるか、上司のことを部下が嫌っているかの二択です。

 

いずれにしても共通しているのは「そんなこともわからないんですか?」「前にも言ったと想いますけど」といった感じで言い方にトゲがあることです。

 

当然ですけど上司も人間です。

 

ましてや、部下から生意気な態度で日常的に反発されようものなら相手のことを嫌いになっても無理はないでしょう。

 

なお、私は過去新卒入社した会社で人格に問題あるモンスター社員と同期になった経験があります。

 

その詳細については【体験談】同期にモンスター新人を抱えた私が思う7つの特徴と4つの対処法とはという記事で解説しております。こちらも興味があれば是非ともご覧ください。

 

特徴④.報告をしない

結論、仕事ができる人ほど上司にこまめな報告をしているものです。

 

上司の仕事は部下の管理です。そう考えると、上司からヒアリングしなければ仕事の状況がわからない部下と、黙っていても報告してくる部下であれば後者が評価されるのも当然と言えます。

 

加えて、上司がわざわざ声をかけなければ報告が得られないことは少なからず上司のストレスとなります。

 

そういったストレスが積み重なった結果信頼を損ねることになりますし、結果的に信頼の低下に繋がります。

 

仕事のデキる人ほど自分の仕事の中で優先度が高い仕事は上司が気になっている仕事だとわかっているので、マメに報告を上げるわけです。

 

なお、仕事で相談をしない人が抱えるリスクなどについては【仕事遅い】仕事で上司や同僚に相談しない人が損する3つの理由【残業多い】という記事で解説しております。こちらも是非ご覧ください。

 

特徴⑤.指示待ちの姿勢

結論、言われた仕事しかやってくれない部下と、能動的に仕事をしてくれる部下では後者のほうが圧倒的に評価されます。

 

そして、指示待ちの姿勢の部下は上司の管理工数がもの凄く高いです。

 

仕事をお願いする場合は事細かに指示をしないといけないですし、何をするにも指示しないと動いてくれないので上司は正直面倒でしょう。

 

そうなると、「この部下は面倒なので放っておこう」と見捨てられることにも繋がりますし、最悪の場合は嫌われてしまいます。

 

なお、仕事で指示待ちの姿勢を続けるリスクについては仕事で言われたことしかできない人の特徴3選と指示待ち部下を持った体験談という記事で解説しておりますので是非ともご覧ください。

 

2.上司に嫌われた場合のサイン

 

結論、上司から嫌われた際のサインはこんな感じ。

 <上司から嫌われた際のサイン>

  • 仕事をお願いされなくなった
  • 自分だけ口うるさく指導されたり細かく管理されるようになった
  • 単純作業ばかりを依頼されるようになった
  • 自分と雑談をしなくなった
  • 話かけても反応が薄い など

 

ぶっちゃけ、こういった対応を上司からされるようになるとすぐさま気づくでしょう。

 

そして、そうなった場合にはついつい「なんだあのクソ上司」と怒りを感じるでしょう。

 

けれど、一回冷静になってその原因が上司の人格にあるのか、自分の仕事能力の低さにあるのかは見極めが必要です。

 

やはり、物事は原因を究明して解決を図るのが大事です。

 

感情的に行動するのは得策ではありません。一度冷静になって自分の行動を振り返ってみると良いと思いますよ。

 

3.上司から嫌われた時に使える3つの対処法

結論、上司から嫌われると、以下のようなデメリットがあります。

 

上司から嫌われるデメリット


■評価が低くなるので年収が上がりにくい
■意図しない異動のリスクが上がる
■上司に気を使うためストレスが大きくなる

 

大前提として、こうならないよう日々行動するのが第一ですが、いざ上司に嫌われてしまうと上述の通り様々なリスクがあります。

 

そのため、ここからは上司に嫌われてしまった時の対処法を3つご紹介します。

 

対処法①.とにかくマメに報告する

上述の通り、報告の頻度と上司からの評価は一定の関係性があります。加えて、報告の頻度が多くて怒られる場合はほとんどないです。

 

そのため、これまでの倍くらいの頻度で報告を上げましょう。

 

報連相を頻繁にしてくる部下に対して、上司は「自分のことを頼ってくれている」と感じるもの。

 

頻度が多すぎると上司から指摘されるのはさほどマイナスポイントではないので、ガンガン攻めていきましょう。

 

ただ、報告する情報の質は意識するようにしましょう。

 

「○○さんへメールを送りました」「○○さんに電話をしました」

 

というような、作業内容まで細かく報告をする必要はありません。

 

仕事の目的を理解し、作業過程におけるキーポイントを漏れなく報告するようにしましょう。

 

対処法②.言い訳せずにひたすら耐える

上司に嫌われると風当りが強くなります。時には理不尽な仕事も舞い降りてくるかもしれません。

 

そんな時も、言い訳や反論をせずに黙々と仕事に取り組むことで上司からの評価を上げることが可能です。

 

もちろん、仕事なので不明点があれば質問をすれば良いと思いますし、もっと良い仕事の進め方が思いつくのなら上司に提案するのが良いと思います。

 

大事なのは、上司の立場になって物事を考えることです。

 

そう考えると、自分のプライドを優先して毎度反論してくる部下よりも、仕事の成果を第一に考えて行動する部下を臨んでいることがイメージできるでしょう。

 

そんな行動を続けていれば、いつしかその姿勢は評価されていくでしょう。

 

なお、仕事においては相手の立場になって物事を考えるのは非常に重要なスキルです。

 

その詳細についてはビジネスで相手の立場に立って考える3つのメリットとは【実践する方法も解説】という記事で解説しております。興味があれば是非ともご覧ください。

 

対処法③.会社を辞めて転職する

結論、上司との人間関係に疲れて会社を辞めてしまう人はそれなりにいます。なぜならば、人間関係の修復ってとても大変だから。

 

ただ、上司と合わなくて転職するのは最終手段と考えておくのをオススメします。

 

それよりも、「将来的に働く価値のある会社なのか?」という点をまずは模索しましょう。

 

その結果、そもそも会社として将来性がないと感じるならば上司に嫌われたことをきっかけとして転職しても良いと思います。

 

ただ、上司から嫌われてしまった原因はしっかりと自己分析して考えることが大事です。

 

繰り返しになりますけど、自分の行動に嫌われる原因があった場合は会社を辞めて上司が変わったとしても同じことが繰り返される可能性があります。

 

そうならないためにも、自分の行動や振る舞いを振り返るのはとても重要と言えます。

 

4.上司から嫌われない反論の方法

 

結論、上司からの指示の中には「あれ?」と思うような内容も時にはあるでしょう。

 

そんな際には上司の発言を肯定することが大事です。

 

例えばこんな感じ。

 

「●●さんの仰ることは理解できます。一方で、▲▲の部分に関しては・・・」

 

といったように、まずは相手の意見を受け入れつつ反論をすると相手も否定された印象が残らないので人間関係が崩れることもありません。

 

これは、友人家族問わず人間関係構築全般で使えるテクニックとなりますので、もしも使えそうだと感じるのであれば是非とも活用ください。

 

おわりに。

ということで、上司から嫌われる人の特徴と対処法についてのまとめ記事でした。

 

上司も人間ですので、どうしても相性の良し悪しでお互いに相容れない場合もあるでしょう。

 

ただ、上述の通り上司から嫌われるリスクは高いです。

 

そのため、少なくとも自分の行動によって上司から嫌われることのないように、4Dワードなど人から嫌われる行動を知っておき、実践を進めていきましょう。

 

今回は以上です。

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