建設業界のサブコンで働いている。
元請けのゼネコンからは日々プレッシャーを受けるし、現場所長からも怒られるので精神的につらい。
竣工間際は家に帰れないこともよくあるし、正直残業ばかりで疲労困憊だ。この仕事って本当にこのまま続けるべきなのだろうか。。
このような悩みを抱えているサブコン勤務の方は多いのではないでしょうか。
結論、サブコンは激務で有名な建設業界の中で最も激務で辛いと言っても過言ではない仕事です。
なぜならば、サブコンは中間管理職のようなもので、ゼネコンからのプレッシャーを受けつつ、膨大な数の下請けを管理しなければならないからです。
もはや工程遅れがデフォルトとなっている建設業界の中で、例外なく遅れる建設現場の”建築”工事が遅れた後のしわ寄せを受けるのは、まさに設備などを管理・監督するサブコンになります。
本記事を書いている私は、建設業界においてサブコン請けの設備業者として10年働いてきました。
そして、今は建設業界とは全く別の異業種で働いており、今別の業界で働いているからこそサブコンが辛くて仕方ない人には異業種で働くことをオススメします。
ということで今回は、数々のサブコン担当者と接してきた私がサブコンの辛さややめとけと言われる理由などを解説していきます。
※本記事では一部プロモーションが含まれています
本記事の内容
- 1.サブコンの仕事がブラックでやめとけと言われる理由3つ
- 2.サブコンの仕事で得られるスキル
- 3.サブコンからの転職でおすすめの会社や業界
1.サブコンの仕事がブラックでやめとけと言われる理由3つ
理由①.ゼネコンの建築工事遅れのしわ寄せを受ける
ビル建設などの建設工事では、サブコンの出番は建物の構造部分がある程度出来上がってからとなります。
ただ、この建築工事は例外がないと言っていいほど遅れます。
なぜならば、工程の基準がノートトラブルかつ多大な残業を前提にしているからです。
現場で働く人達が目一杯残業をしてなんとか工程遅れのないように頑張ったとしても、予期せぬことで現場が止まってしまうことはよくある話。
<現場が止まってしまうケース>
- 台風や大雪などの悪天候
- 工事反対のクレームを近隣から受ける
- 死亡事故が発生し、国への事故報告と再発防止策を報告する など
その結果、サブコンが作業を行う工程に差し掛かった際にはすでに遅れた工程を挽回する役目が課されているワケです。
建設業界はDX化もまだまだ進んでおらず、安全書類を紙で印刷するなど、アナログなやり方を採っている現場も多いです。
そうなると、効率化して生産性の向上を検討するなんてことはできなくて、長時間労働を繰り返してなんとか工事を終わらせることになります。
また、上述の通り毎回毎回工程は遅れるワケですけど、だからと言って竣工の時期が遅れるなんてことは基本的にあり得ません。
例えば、事務所ビルの建設であればオープン日に入居する企業と既に内々で合意しているからです。
竣工日が4/1を予定していたとして、工事が1ヶ月遅れたら入居企業は損失を被るワケで、その違約金は工事の元請けとなるゼネコンが支払うことになります。
当然、ゼネコンとしては工期遅れとなるとクレームを受けて違約金まで支払う羽目になるので、それは絶対に避けたいワケです。
そうした事情もあり、サブコンは短期間での工事を余儀なくされるパターンが多いため建設業界の中でも残業が多くなりがちです。
これって、普通に考えておかしいですよね。普通に考えれば、現場が止まっても働く側が支障がないように発注者が工程を組めばよいワケですからね。
建設業界の残業問題はずっと表面化しているのにも関わらず、具体的な対策はさほど進んでいません。
これら、建設業界のおかしさについては【施工管理】建設業界はおかしい!業界で10年勤めた筆者が語る業界の闇【恫喝】という記事で解説しておりますので、是非ともご覧ください。
ということで、いくつかのサブコンの平均残業時間と従業員満足度を転職口コミサイトの転職会議で調べてみた結果はこんな感じ。
<サブコン企業の平均残業時間と満足度(5点満点):2023/2/18 転職会議より>
- きんでん :55.5時間、2.42
- 関電工 :51.8時間、2.41
- 三機工業 :63.2時間、2.75
- 高砂熱学工業 :73.1時間、3.05
- 大気社 :54.8時間、2.74
結論、残業は非常に多く、従業員満足度も低めの結果となりました。
そして、この数値は全職種の平均値なので、施工管理の仕事をしている人はこれらの残業時間よりも残業が多いことでしょう。
なお、施工管理という仕事の過酷さについては「施工管理はやめとけ」の理由6つ。建設業界で10年働いた私がヤバい実態を解説という記事で解説しておりますので、興味のある方は是非ご覧くださいませ。
サブコンの仕事を例えるならば、8/20頃になって夏休みの宿題をいきなり配布されて、8/31までに絶対にやっておけよ!と先生から指示されるみたいな感じです。
そりゃあきついよな・・・と思いますよね。実際、私は設備業者でしたけど傍から見てもサブコン担当者はげっそりしていて精神的にきつそうでしたからね。
また、上述した転職口コミサイトの転職会議と同じようなサイトでOpenWorkというものがあります。
これらのサイトは無料で登録することができ、過去や現職で自分が働いたことのある会社の口コミを記載すると内部情報が得られますので、他の人が自社をどのように思っているのか、本音がわかるので便利です。
なお、OpenWorkの詳細についてはOpenWorkに登録すると転職活動がバレる?利用経験者が疑問に答えますという記事でまとめておりますので、興味があれば是非ともご確認ください。
理由②.圧倒的に理不尽
結論、サブコンの担当者は無理難題を押し付けられる辛いポジションです。
建築工事の躯体工事や内装工事などの工事が遅れていたとしても、サブコンにとってゼネコンはお客様なので
お前たちのせいで工期遅れてるじゃないか!どうすんだよ!
と文句を言えないのが辛いところでしょう。
しかも、上述の通りで建築工事で遅れた分、後工程のサブコン管轄工事の猶予が生まれるわけでもありません。
にも関わらず、自社管轄の工事で工程が遅れようもんならゼネコンからの叱責が待ち受けているわけです。
結局のところ、建設業界は縦社会であり、こんな形のピラミッド構造なんですよね。
建設業界の構造
・ゼネコンは施主に逆らえない
・サブコンはゼネコンに逆らえない
・設備業者はサブコンに逆らえない
ゼネコンには逆らえず、残業過多でストレスが溜まっていく中で下請けである設備業者が思うように働いてくれないと怒鳴りたい気持ちになってしまうワケです。
実際、このように設備業者に怒鳴り散らすサブコン担当は何人かいましたし、その行為って普通に考えると「異常」なんですけど、サブコン担当者もゼネコンから同じようなことをされていると思うんですよね。
人間、よくも悪くも慣れてしまう生き物です。
いつしか世の中の異常が常識になってしまうのは恐ろしいですよね。
だからこそ、設備業者だった私はサブコン担当からたまに「おい。○○(会社名)!」と現場で呼びつけられたものです。そんな時は、
おい!○○じゃねぇよ。名前を呼べよ。失礼な人だな
という風に思ったものです。
理由③.ゼネコンよりも更に激務
上述の通り、サブコンは残業時間が多いです。
要因はケースバイケースなんでしょうけど、主な理由はこんな感じ。
<サブコンの残業時間が多くなる理由>
- 竣工間近は寝る間もない状況になるから
- 専門領域が決まっており、より深い内容まで担当する必要があるから
- 管轄する分野の専門性が問われるから
- ゼネコンの無理難題を押し付けられるから など
若干偏見ですけど、たぶん電気担当のサブコンが一番キツいんじゃないかと思いますね。
非常放送やインターホンなどはともかく、監視カメラなどの設備は結構商品の移り変わりも比較的早いです。
その専門性を養うのにサブコン担当者もベンダーから情報収集をしたり、自分自身も勉強しなければなりません。
専門知識を養うことは諦めて下請けにすべて丸投げするスタイルの人もたまにいますけど、それは稀なケースで、サブコンは結構真面目な人が多いです。
マジメなサブコン担当ほど、自分が管理監督する設備の専門知識を必死に勉強しようとするので、こういった人は特に残業時間が多くなりがちでしょう。
2.サブコンの仕事で得られるスキル
結論、サブコンの場合はゼネコンと比較しても特定領域で高い専門スキルが得られる点がメリットと言えます。
ただ、一般的には上記がクローズアップされますけど、過去に転職を2回経験してきた身からすると、サブコンで働く何よりのメリットはストレス耐性と忍耐力が鍛えられることでしょう。
サブコンの仕事は全産業の中でもトップレベルにキツい仕事です。
上述の通り理不尽なことも多いですし、管理する下請けのミスでゼネコンから叱責を受けることも多いでしょう。
私のせいじゃないのに何故こんなに詰められるんだ・・・
と感じることも多いはずです。
そんなストレスの大きな仕事を5年も続けていれば、鋼のメンタルと泥臭く仕事を完遂させる姿勢が醸成されるはずです。
そして、この泥臭い姿勢って実はどんな業界で働くにしても大事です。
経験上、こういった姿勢がある人はどんな会社でも活躍していきまし、非常に大事な要素だと思っています。
一般的には、年齢を重ねるにつれて仕事の責任が重くなっていく結果、仕事のストレス負荷も高くなっていきます。
サブコンで働く若手~中堅は通常の会社の管理職クラス、あるいはそれ以上のストレスを日ごろから浴びていたはずなので、ストレス耐性だけで言えば今すぐ管理職になっても大丈夫なほどに経験を積んでいると言えます。
ですので、サブコンで働いた経験は自分が思っている以上に市場価値の高さに繋がっていると思って良いと思います。
3.サブコンからの転職でおすすめの会社や業界
建設業界内の転職であればデベロッパーやゼネコンがおススメ
サブコンは辛いし残業時間も多いので、転職を考えている人も多いことでしょう。
そして、転職サイトなどではサブコンからのおススメ転職先として、デベロッパーやゼネコンを挙げられることが多いです。
なぜならば、年収もアップするし残業時間も少しは減るから。
確かに、それは事実なんですけど、仮に転職に成功したとしても一般的に考えると労働時間は多いですし、時給で考えた場合に果たして高給取りと言えるのかどうかということなんですよね。
そして、仕事が辛いのでその原因から解放されたい!という場合はこの選択では問題解決にならない可能性が高いです。
というのも、サブコンの仕事が辛い理由ってなにも会社だけの責任ではないんですよね。
むしろ、この建設業界という業界そのものが、働く人達を追い詰めてしまう大きな要因となっているわけです。
ですので、転職したいけどとりあえず同じ業界で良い会社探すか・・・と思っている方は改めてよく考えたほうが良いでしょう。
ポイントは自分が建築という仕事を好きなのかどうか
私は色々な記事で建設業界の闇について触れていますけど、建設という価値自体を否定したいわけじゃないんですよね。
建設という仕事は人々が生きていくうえで不可欠な仕事であり、極めて社会貢献度の高い仕事です。
ただ、実態は上述の通りで本当にキツくてブラックな仕事なので「なんとなくやってみる」という仕事ではないと思います。
仮にサブコンの仕事が辛い・辞めたいと思ったのなら、今一度自分自身「就職して、本当に今のような環境で働いてみたかったのか」を振り返ってみてください。
私はこのような振り返りをするのに10年かかりました。
なお、建設業界から異業種に転職した経験を踏まえ、業界で働く皆さんへ届けたいメッセージを別途記事でまとめています。
サブコンならびに建設業界で働くこと自体に疲れている方は、是非ともご覧いただければ幸いです。
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建設業界で悩み苦しむあなたへ。10年間業界で働いた私が伝えたい3つのこと
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辛さから解放されるためには異業種転職一択
結論、サブコンの仕事が辛いのは会社のせいではなくて業界の構造そのものに問題があるからです。
つまり、サブコンの仕事が辛い場合、不満の根本原因を解決するには業界を変える以外にないと思います。
辛くて疲れ切ったメンタルで長く働いていると間違いなく自己肯定感はなくなっていきますし、以下のような未来に近づいていきます。
・残業代でお金は得られるが、お金を使う時間は失っていく
・社内の地位は上がっていくが、家族との時間は少なくなっていく
・休日も会社に貢献するが、愛するものと過ごすことには貢献できない
・顧客を接待で大事にするが、辞める部下は守れない
・現場のクレームは対応するが、家族の困りごとには手が回らない
・会社の立場は守るが、社員の尊厳は守れない
そうならないように、環境を変えてもっとスキルを高めたい、年収を伸ばしたいなどの意欲があるのならば、リクルートエージェントやワークポートなどの転職エージェントに登録を行うのがオススメです。
また、転職エージェントを使うメリットを列挙するとこんな感じ。
転職エージェントを使うメリット
■自分では探すことができない非公開求人を紹介してもらえる
■企業の内情や採用の背景を教えてもらえる
■職務経歴書や履歴書などの書類添削をしてもらえる
■模擬面接練習や面接時の過去QAなどの情報共有をしてもらえる
■面倒な応募手続き、面接の日程調整などを仲介してもらえる
■あなたのセールスポイントを企業にPRしてくれる など
そして、これだけの支援をしてくれるにも関わらず無料な点は使う側にとって大きなメリットです。
転職の求人は椅子取りゲームと同じです。
あっ。この求人興味がある。入れるなら入りたいなぁ・・・
と思っていて毎日を過ごしていたら、「求人の応募は終わっていた」なんてことはよくある話。
ですので、もしも転職をしたいと思うのなら、プロの知見をいち早く得られるように早めに登録するのがポイントだと思います。
建設業界の経歴が他社でも通用するか不安な人は視点を変えると良い
結論、異業種転職でも建設業界で培ってきたスキルを活かすことは可能です。
施工管理や設計を例にすると、現場仕事で培った専門スキルは建設現場から離れたら一切無駄になってしまうと思ってしまいがちです。
けれど、視点を変えると建設業界での経験が活かされる異業種の仕事は結構多いです。
<建設業界の経歴が活かされる仕事>
- ロボット、ドローン、AI、現場向けアプリなど建設現場向けのDXソリューションを提供する会社
- ハードウェアの製造業
- 営業職全般 他
建設業は日本の一大産業であり、人手不足や残業過多に追われているので、あらゆる会社が建設業向けに営業展開しています。
ただ、建設業向けに営業展開している会社の多くは、顧客である建設現場の労働の実態を知りませんし、刻一刻と変わっていく現場の性質などがわからないのです。
理由はシンプルで、彼らは建設現場で働いた経験がないから。
私自身、たまたま今建設業界向けのDXソリューションを扱っていますが、正直周囲の「これで建設現場のDX化を実現!」という夢見がちなキャッチフレーズにムカついたりします。
ちょっと待て。現場が残業地獄になるのはもっと根本的な話だぞ。お前ら現場舐めるなよと思うワケです。
同時に、建設現場を知っている私は周囲からたびたび意見を求められたりと重宝されていますし、こうした会社に異業種転職すれば現場経験は圧倒的な強みになります。
また、メーカーなど製造業向けの異業種転職でも建設業界の勤務経験は活かされます。
私は最初の異業種転職先が自動車メーカーだったのですが、メーカーで働いていると営業は販売会社が専任していて、自身が現場に行く経験はほとんどありませんでした。
ですので、新卒からメーカーで働いていると、現場感はなかなか身につきません。
ただ、建設業で働いているとトラブル対応で詰められ怒鳴り散らされたり、改善の期日を怒り狂ったお客様に迫られたりと、現場にいる人達がどんな苦しい気持ちなのか察することができます。
その結果、現場で働く販売会社からの信頼獲得に繋がり、お客さんからの生の声が販売会社を通じて集まってくるなど、仕事がやりやすくなっていきました。
また、そうした評判は回り回って自分の上司にも届くことが多いので、現場からの評価を上げることで自分の評価アップにも繋がる可能性が高いでしょう。
このように、施工管理・設計などの職種そのものの経験は異業種に転職してしまうと一見無価値になりがちだと思ってしまいますが、視点を変えると活かされる仕事はたくさんあります。
ですので、「建設業界から異業種転職したいけど自信がない・・・」という方には自信を持って欲しいですし、同時に「異業種に転職して現場のことを知らない人達に喝を入れてくれ!」と思いますね。
まずは総合転職エージェントに登録しよう
株式会社エージェントは2022年4月12日にプレスリリースで「転職エージェントカオスマップ 2022年版」を公開しています。
<みんなのキャリア:【2023年徹底比較】転職エージェントおすすめ人気ランキング9選より引用>
私がオススメしている転職エージェントのリクルートエージェントやdodaやパソナキャリアは「総合」転職エージェントです。
「総合」とは名前の通り「様々な業種の求人を取り扱っている」ことを示しています。
私の実体験で言いますと、「メーカー」「Sler」「IT」など、転職先の業界を絞りこめていなかったので、複数の業界に多くの求人を持つ総合転職エージェントが非常に便利でした。
「あっ!この会社知ってる。面白そうな求人が出てるじゃん!」ってチャンスに巡り会える機会に恵まれたワケです。
また、転職したい業界が決まっていた場合も、業界特化の中小転職エージェントよりも総合転職エージェントのほうが多く求人数を抱えていた。なんてのはよくある話です。
ですので、転職したい業界が決まっているか否かに関わらず、求人数の多い総合転職エージェントに登録しておくと良いと思います。
結局はエージェントの担当とマッチングするかどうか
例えば、業界最大手のリクルートエージェント一つとっても「最高に良かった!」という人もいれば「良くなかった」という人もいます。
当然ですけど、どんな転職エージェントにも担当者は複数存在するワケなので、結局は担当者との相性が良いか悪いか、そこが鍵なんです。
ですので、「とりあえず登録しておけ」とオススメするリクルートエージェントでも、「担当者と合わない・・・」という結果になる可能性は全然あります。
そのため、転職エージェントにいくつか登録を行い、使ってみながら自分に合った転職エージェントを絞っていくと良いと思います。
ちなみに私自身は最初の転職はリクルートエージェント、2回目の転職ではdodaを使って転職しました。
上記2社に加えて、パソナキャリアも活用しつつ転職活動を進めていたんですけど、3社共に丁寧なサポートでしたし、面接前には合格するためのコツを共有してくれたりと、すごく満足度の高いサービス内容でした。
加えて、建設業界からITなどの異業種にチャレンジをするのなら、IT求人や第二新卒の求人に強いワークポートも良いと思います。
ワークポートは口コミを見ても良い評判が多いですし、もしも私が20代の頃に戻るならば登録しておくであろう転職エージェントの一つです。
そんな実体験を踏まえると、各サービスの良いところや感想は結論こんな感じ。
<広告:おすすめの転職エージェント>
- リクルートエージェント:最大手だけあって、求人数も豊富であり転職アドバイスの質も高かった。とりあえずここは登録しておけとおススメできるエージェントです。
- doda:リクルートエージェントにない求人も多く、面接選考に進んだ際のアドバイスや対策ノウハウなど、情報の質が高かったので活用して本当に良かった。
- ワークポート:営業やIT系、Web系、エンジニア職の就職支援に強い。若手や第二新卒でIT系を目指す人にはおススメ
転職を成功させるには、どのサービスを使うかは極めて重要です。
これらの転職エージェントを活用し、より良い職場環境への転職を進めていきましょう。
転職しようか迷っている人は受け身の活動がおすすめ
結論、転職エージェントに登録したほうが良い人は「転職する意思を固めた人」です。
ぶっちゃけた話、転職エージェントに登録すると転職エージェントとの面談もしなければなりませんし、求人をバンバン紹介されます。
転職するぞ!と前のめりになっている人ならば求人紹介は歓迎でしょうが、転職しようか迷っている人にとっては転職エージェントの求人紹介は正直鬱陶しいと思います。
そんな方は、面倒な面談などを行うことなく待っているだけで「あなたに興味がある!」と求人が届く「ヘッドハンティングサイト」や「転職サイト」がおススメです。
そして、これらのサイトに登録する前に自分の市場価値を把握し、自己分析を行っておくことが重要だと思います。
市場価値がわかれば今の収入が自分に見合っているのかがわかりますし、自己分析ができていれば「自分に合っていない仕事だと知らずに転職すること」を防ぐことができます。
そして、市場価値の見極めと自己分析を簡単にするならばミイダスがオススメです。
私も転職活動時には自己分析のツールとしてミイダスを使っていました。ミイダスの良いところは、「無料」「会員登録はスマホで15分くらい」「面談などがない」の3つです。
ミイダスの年収診断サービスは結構ざっくりしているので参考程度に考えるのが良いですが、「バイタリティ」「人あたり」「チームワーク」などを分析してくれるコンピテンシー診断はかなり自己分析に有用でした。
転職した後にどんな仕事がしたいのか、漠然としている人は是非とも使ってみることをオススメします。
ミイダスを使って自己分析を行い、自分がハイキャリア層だと認識できた人は年収1,000万以上の求人が1/3を占めるハイキャリア向けヘッドハンティングサイトであるビズリーチを活用すると良いでしょう。
また、転職最大手のリクナビNEXTの利用は万人におすすめです。
こういったサービスを活用し、まずは受け身の姿勢で自分の市場価値や求人情報を知るところから始めてみて、具体的に興味が出てきたら転職エージェントへの登録を検討するという手順を踏む人は多いです。
実際、私も自分の市場価値はどうなんだろう?と思いながらビズリーチへの登録をしたことが二回目の転職活動の始まりでした。
なお、ビズリーチに関しては【実体験】ビズリーチの評判は?転職できるの?使った感想や活用術をご紹介!という記事で詳細を解説しております。是非ともご覧ください。
※一部プロモーションが含まれています
おわりに。
ということでサブコンで働くのが辛いと感じている方向けの記事でした。
結論、サブコンで働くのはとても大変です。肉体的にもハードですし、何よりメンタル面がハードです。
肉体面も精神面も壊れてからでは遅いです。
サブコンへの転職に興味がある方はよく実態をリサーチしたほうが良いと思いますし、今サブコンで働いている方は是非とも一度自分のキャリアプランを考えてみてください。
今回は以上です。