【結論元同僚に相談せよ】転職の相談は誰にしたら良い?とお悩みの方へ

転職を検討しているものの、「転職先で活躍できるのだろうか」「今の会社は本当に辞めたほうが良いのだろうか」など、様々な不安を抱えている人は多いのではないでしょうか。

 

そんなときに、悩みを相談する相手がいると心強いですよね。

 

ただ一方で、転職の悩みを相談する相手は慎重に選ぶ必要があります。【結論気にするな】会社を辞めるときに裏切り者扱いされた場合の思考法とはという記事で解説したように、会社を辞めることを裏切りと考える人達が存在するのも事実です。

 

そこで今回は、過去に2度転職をしてきた私が、転職活動における良き相談相手とNGな相談相手について解説していきます。

 

本記事の内容

  • 1.転職の良き相談相手とは
  • 2.転職の相談がNGな相手とは
  • 3.どちらとも言えない転職相談相手とは

 

1.転職の良き相談相手とは

転職の良き相談相手その①.現職を退職した元同僚

結論、悩んでいるのなら元同僚に相談するのが最もオススメです。

 <元同僚に相談すると良い理由>

  • 過去、同じような境遇で転職活動をしている経験があるから
  • 自社の良いところと悪いところを客観的に判断できるから

 

私の場合、正直1社目を退職するときは「こんなブラック企業良いところ1つもない!」くらいに思っていたのですが、転職してみて考えはガラッと変わりましたね。

 

転職してはじめて、1社目は「福利厚生が充実していたこと」「社内の情報システムは使いやすかったこと」「裁量を持って仕事するということの開放感があったこと」「他社に行っても課題は尽きないこと」などに気づいたのです。

 

そうした経験を積んでいる元同僚からは、きっと客観的な意見だったり、転職の所感などの有益な情報が得られるでしょう。繋がりのある元同僚がいるのなら、相談してみることをおすすめしますね。

 

転職の良き相談相手その②.転職経験のある友人

結論、転職経験のある友人がいる場合も良い相談相手となり得るでしょう。

 

さらに、異業種に転職を検討している場合、友人がその業界の経験や知見があると、よりベターです。

 

往々にして、異業種は「隣の芝生は青く見える理論」によって必要以上に良く見えがちなのですが、業界に知見のある友人に相談することによって、客観的な情報を入手できる点がメリットですね。

 

2.転職の相談がNGな相手とは

転職相談がNGな相手その①.現在の同僚や上司

相談NGな理由は、結論転職に関して利害が一致しないからです。

 

転職しようとしているあなたがよほど仕事ができない人でない限り、基本的に退職というのは現職の部署にとって悪いニュースですよね。

 

その前提がある中で同僚や上司に相談したとしても、「続けるべき」という方向に誘導されてしまう可能性が高いでしょう。

 

また、転職の相談をした結果が部署内に情報共有されてしまうリスクもあります。こうなりますと、上司に退職を防ぐための施策を考える機会を与えてしまいますので、転職が決まった後の退職交渉が長引く可能性があります。

 

また、相手に悪意があった場合には不当に嫌われたり、最悪裏切り者扱いされるなど、会社に居づらくなるリスクもあります。

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こういった理由から、現職の同僚や上司には転職の相談をしないことを強くオススメしますね。

 

転職相談がNGな相手その②.自分の親やパートナーの親

結論、親に転職相談することもオススメしません。

 <親への転職相談がNGな理由>

  • 親とは転職における価値観が違うから
  • 親は子供に苦労をさせたくないと思っているから

 

皆さんの親は50代〜60代が多いと思うのですが、この方々達が会社に入った1980年代近辺というのは「終身雇用」真っ只中のタイミングなんですよね。

 

おそらくは会社に勤め上げることを美徳として指導され、そう信じてこれまで歳を重ねた方々なので、現代社会における「転職によるステップアップ」という志向を理解できないのです。

 

理解できないだけでなく、転職を「逃げ」だったり「恩義を感じない不届き者」というように、マイナスなイメージで捉える親世代も少なくないでしょう。

 

実際、私の親も転職にあまり良いイメージを持っていませんでした。これは親がアホとか頭が固いとかいうわけではなくて、違う時代を生きてきたことによる価値観の相違に尽きると思うのです。

 

加えて、親世代は転職をマイナスな観点で考えてしまうので、子供に苦労をさせまいと、良かれと思って転職した際のリスクを指摘してくるかもしれません。

 

ただ、こちらからすると、転職の相談をしたのに「否定された」感覚を抱いてしまうので、最悪の場合は親との関係に亀裂が生じる可能性があります。

 

繰り返しになってしまうのですが、これは親が悪いわけでなく、価値観の相違が原因です。相談しても望む答えは返ってこないので、相談は避けるのが無難と言えるでしょう。

 

3.どちらとも言えない転職相談相手とは

どちらとも言えない転職相談相手①.転職エージェント

結論、転職エージェントは「転職させる」ことが仕事なので、転職に迷っているケースでの相談相手としては適切ではありません。

 

最終的には「転職する」という方向に導かれる可能性が高いので、客観的なアドバイスは得られないと考えたほうが良いでしょう。

 

ただ一方で、”転職”の情報収集ができる点は転職エージェントへ相談するメリットの一つです。なぜなら、転職エージェントは職業柄多くの転職志望者と接してきた経験や転職ノウハウが豊富だからです。

 

そのため、転職活動自体がイメージできていない状態であれば、プロである転職エージェントに相談し、転職に関する情報収集を行いましょう。

 

なお、具体的なおすすめの転職エージェントや、転職エージェントの効果的な活用方法については別記事でまとめておりますので、ぜひご覧ください。

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どちらとも言えない転職相談相手②.妻や夫などのパートナー

前提として、嫁ブロックや夫ブロックというワードが存在するように、転職活動を開始する前段階で、転職の意向を共有することは必須事項でしょう。

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一方で、妻や夫は転職のプロではありません。転職経験者ならまだしも、未経験者のアドバイスを鵜呑みにしてしまうと、当初の転職活動目的から逸れた転職となってしまう可能性があります。

 

従って、妻や夫に対しては適宜共有を意識することに留めるのが無難と言えるでしょう。

 

おわりに。

ということで、転職の相談をするのにOKな相手とNGな相手について解説してきました。

 

ちなみに、私が転職活動をした際は妻への共有は事前に行っていましたが、相談は誰にもしませんでした。なぜならば、自分の中で迷いはなく、「転職する」と決めていたからです。

 

転職するのか現職に残るのか迷っている。。。そんな方はぜひ本記事を今一度ご覧になって頂ければ幸いです。

 

それでは今回はこの辺で。

 

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