転職活動で適性検査を間近に迎え、不安な気持ちになっていませんか?
そりゃ不安ですよね。多くの方は、適性検査の勉強なんて何年もやっていないわけですもんね。
そういった不安から、選考において適性検査がある企業そのものを敬遠してしまう方もいるでしょうが、これは「とてももったいないこと」です。
ただ、対策をしなければ適性検査試験を受けても結果はボロボロのはず。
ということで仕方なく適性検査の勉強をしようと思うものの、どのくらい勉強すれば良いか悩む人も多いでしょう。
結論、適性検査では「何割できればOK」といったような明確な基準はなく、合格基準は企業によって異なるのが実情です。
私は手応えがボロボロだったのに受かった経験を有名企業でしましたし、逆に6割はできたと思ったけど落ちた経験もあります。
そして、そんな経験をもとに適性検査の合格ラインが厳しい会社の特徴や、適性検査で落ちてしまう理由をまとめてみました。
今回は過去に転職活動で何度も適性検査を受けてきた私が、適性検査ができなくても受かる理由と、適性検査の合格ラインがきつい会社の傾向などを紹介していきます。
※本記事では一部プロモーションが含まれています。
本記事の内容
- 1.転職の適性検査がボロボロでも受かる理由3つ
- 2.適性検査の合格ラインが厳しい会社の特徴
- 3.転職の適性検査Webテストでボロボロだけど受かった体験談【富士通】
- 4.転職の適性検査で6割はできたけど落ちた体験談【NTTデータ】
- 5.転職の適性検査で落ちる理由3選
- 6.転職の適性検査で落ちる割合
- 7.現職が忙しい人向けの適性検査対策とは
1.転職の適性検査がボロボロでも受かる理由3つ
前提として、適性検査は正答率が高いほうが良い結果が出るのは間違いありません。
ただ一方で、適性検査ができなくてもなぜか受かる人も一定数存在します。そして、結論から言うと適性検査がボロボロなんだけど受かる代表的な理由はこの3つです。
<適性検査の結果がボロボロでも受かる理由3つ>
- 求人票で企業が求める要件にバッチリとマッチしていた
- 性格検査の結果が良かった
- 以外と実はできていた
求人票で企業が求める要件にバッチリとマッチしていた
もちろん企業は適性検査による地頭の良さだけでなく「経歴」「成果」「経験職種」「出身業界」など、幅広くあなたを評価しています。
例えば、よく求人票に「○○経験者優歓迎」といった要件がありますよね。
こういった要件にドンピシャだった候補者が多少適性検査の結果が悪かったとして、面接もせずにそこで落とすかというと、なかなかそういった判断にはならないでしょう。
やはり、転職では経歴が圧倒的な武器です。
適性検査の結果がボロボロだけど受かったというのは逆に経歴が圧倒的に評価されていることの証なのかもしれません。
性格検査の結果が良かった
適性検査は学力検査だけでなく、必ずと言って良い程性格診断もセットで付いてきますよね。
その理由は単純で、やはり職場で活躍するには「その会社の風土にあった性格なのか」であったり「職場で好かれる人材なのか」という性格診断をしたいから。
例えば、「人格は二の次。営業数字こそすべて」という体育会系の社風の会社にチームワークを重んじる人はマッチしません。
ただ、「チームワークを大事に皆で作り上げよう!」という社風の会社であれば、性格はかなり評価されるでしょう。
私はこれまで2回の転職を経験してきましたけど、会社によって社風はガラッと変わるのを実感しています。
加えて、どんなに個人の能力があろうとも、社風に合っていないと出る杭は打たれるのと同じようになかなか会社で活躍することができずに埋もれてしまう可能性は十分にあります。
採用する企業側も、そのことを理解しているので過去に性格がマッチせずに退職者を多く出していたり、採用したものの思ったように活躍しなかった経験を持つ企業ほど、この性格診断を重視するでしょう。
そのため、もしも性格診断の結果が企業が評価する内容であれば、多少適性検査の結果が悪くとも合格となる可能性は高いでしょう。
なお、多くの企業は周囲とのトラブルを起こすことなく、誰とでも協調して仕事を進めるタイプを求めています。
こうした人は職場で好かれますよね。なお、こういった人の特徴については【必見】職場で誰からも好かれる人の特徴6選を解説【嫌われる人の特徴5選も】という記事で解説しております。興味がありましたら是非ともご覧ください。
以外と実はできていた
適性検査は選択式の回答方式も多いので、運が良ければ全然できていなくても正解数を確保できたりします。
そのため、「終わった・・・」と感じるような結果であっても勘の良さによって良い結果になっている可能性もあります。
2.適性検査の合格ラインが厳しい会社の特徴
結論、人気企業ほど適性検査の合格ボーダーラインは厳しくなります。
なぜならば、人気企業ほど学歴が高くてキャリアに自信のある人が集まってくるから。
転職活動は応募者同士による相対評価の争いですので、平均正答率が40%の会社と60%の会社では合格のボーダーラインが変わるのも当然と言えます。
そして、一般的には人気企業ほど学歴優秀で自頭の良い人が多数応募する傾向にあります。
そのため、人気企業に応募した場合、適性検査まで進んだ場合は周囲の正答率も高い可能性が高いので、それなりに勉強しておく必要があるでしょう。
では、どのような手法で転職人気を確認するかというと、転職エージェントのdodaが発行している転職人気企業ランキング2022<総合>が便利です。
少なくとも、上記リンクの上位300社は人気企業と言えるでしょうし、他にも東証一部上場企業や業界シェアNo1企業も人気が高い傾向にあります。
上位300社に該当しなかった場合、転職会議やOpenWorkといった転職口コミサイトで企業のスコアをチェックすると良いです。
これらのサイトは元従業員や現職の従業員が会社の評価をするサイトです。
多くの転職志望者がこれらのサイトに書き込みされている情報をもとに企業の良し悪しを判断しているため、これらのサイトのスコアが上位になるほど応募数も増加する傾向にあるでしょう。
平均的なスコアである3点を上回ると評判が良くて人気もそれなりと読めますし、3点を下回るのであればそんなに人気がないと読めます。
こういったツールを活用し、応募したいと思っている企業が人気企業か否かを見極めて、適性検査の対策でどのくらいの勉強が必要なのか見極めましょう。
3.転職の適性検査Webテストでボロボロだけど受かった体験談【富士通】
これは2018年に富士通を応募した際の話です。一次面接に合格し、次なる選考はWEBテストと適性検査でした。
内容自体は通常のWEBテストでした。
正直言って面接対策を行うための企業研究に割く時間はあれど、何割正解を取れば良いかもわからない適性検査の勉強に割く時間なんて当時の私にはまったくなかったんですね。
といいつつさすがに受験日の1,2日前にはSPIの対策を少しだけやってみるものの、そんな付け焼刃で正解率が圧倒的に上がるわけがありません。
気合を入れて試験に臨むも、もちろん結果はボロボロ。
WEBテストは言語、非言語に加えて英語の長文問題がありました。英語力0の私はまったくもって手ごたえを感じられないままテストを終えることになりました。
感覚的に、全体ではせいぜい3割くらいしかできてないんじゃないか?と思うくらいのひどい出来でしたね。
受験後は「終わったな・・・」とブルーな気分に浸ったワケですが、数日後に届いた結果はなんと「合格」だったので、とても驚きでした。
ちなみに、富士通の場合は面接でかなり好評価を得た手ごたえがあったので、ひどい適性検査の結果でも「まぁ、合格にするか・・・」といった感じで通過できたのかもしれません。
この結果から、少なくとも富士通は適性検査の結果もある程度見るものの、それ以上に経歴やスキルを重視している企業なのだと思いますね。
この辺りは結論推測ですけど、事実としてこれくらいのひどい結果でも面接の評価次第では合格可能ということは覚えておいて損はないと思います。
なお、面接の精度を高めて適性検査対策を行う観点では、自分の強みを見つける自己PR発掘審診断や面接でのアピールポイントを診断するキャリア診断を展開している転職エージェントdodaの活用が個人的にはオススメです。
まだ活用されていない方は是非ともチェックしてみてください。
4.転職の適性検査で6割はできたけど落ちた体験談【NTTデータ】
こちらは、2020年にNTTデータさんに応募したときの体験談です。同社のとある求人に応募し、書類選考に合格した後の選考がWEBテストでした。
こちらの会社はいわゆるSPIの問題に加え、TALというユニークな形式のテストを受験する形でしたね。
なお、このときは2018年に味わった富士通の失態とは異なり、SPIに関しては6割くらいできた感触がありました。
過去の経験から鑑みても「適性検査で落ちることはないだろう」と余裕綽々でいたところ、届いた結果はなんと「不合格」だったのです。
思わず、「嘘でしょ?」と呟いてしまったのを今でも覚えています。それと同時に、「合否の基準は企業によって違うんだなぁ」と肌で感じた瞬間でした。
なお、NTTデータの場合は面接を行う前だったのに加え、同社は人気企業であるため面接までにある程度厳しく応募者の取捨選択をしていたのかもしれないです。
ただ、それにしてもSPIが6割できているのなら面接に進んでも良い気がしているので、適性検査で派手にやらかしたのかもしれません。
そこで考えられるのはTALという適性検査で、私の人間性に問題があると診断されたのではないかということ。
この結果から、NTTデータは経歴やスキルも当然重視するものの、それと同じくらいかそれ以上に性格検査の結果を重視しているのではないかと推察します。
なお、適性検査TALはしばしば転職の選考でも遭遇する適性検査です。
こちらの概要や対策方法などは、【人間力判定】意味不明な適正検査TALの概要と落ちた体験談【図形問題】という記事で解説しております。興味があればぜひご覧ください。
NTTデータさん。。面接まで進みたかったなぁ。。という女々しい気持ちは未だにちょっとだけありますね。
そして、もしも過去の私のようにSler業界やNTTデータへの転職に興味があるのであれば、Slerの人気企業の個別記事も別途まとめております。こちらも是非ご覧ください。
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5.転職の適性検査で落ちる理由3選
適性検査は企業文化や募集している職種に合った人材なのかを測定するためのものです。
上述の通り、どの程度適性検査の結果を重視するかは企業によって異なりますが、大きく分けると「人間性」「学力」の2つを測定しています。
そのうえで、適性検査で落ちる要因を3つピックアップしましたので解説していきます。
理由その①.企業が求める人物像とマッチしなかった
結論、この場合は原因が「相性の不一致」なので潔く諦めましょう。
企業が求める人材像は求人要件に記載があるため、適性検査の回答内容を企業が求める人物像に寄せることで合格する可能性は高くなるでしょう。
ただ、この対策は絶対に辞めたほうが良いです。
そもそも、転職することが自体が目的なのでしょうか?そう問われれば、きっと誰もが「否」と答えるはず。
多くの人は転職=ゴールではなく、転職先で活躍することを思い描いてますよね。
適性検査の回答を求める人物像にアジャストして補正する行為は、企業と応募者双方にとって「こんなはずではなかった・・・」というミスマッチを誘発することに繋がりかねないのです。
ですので、質問には正直ベースで回答した結果を評価してくれる企業へ転職したほうが、必ずや満足のいく仕事ライフに繋がると思いますね。
理由その②.回答に一貫性がない
結論、適性検査では同じような内容を、繰り返し繰り返し表現を変えて何度も聞いてきます。
これは、あらゆる角度から応募者の価値観にブレや矛盾がないのかを確認しているためです。
そのため、理由その①のように、「背伸びして自分をより良く見せようとする」ことを狙って本心を偽った回答をしてしまうと、高い確率でボロが出てしまうことでしょう。
また、仮に適性検査はそれで通過できたとしても、適性検査結果の「あなたの人物像」に対して、面接で「なんか違うぞ?」という違和感を誘発してしまう可能性は高いでしょう。
当然ですよね。だって嘘を付いてごまかした結果なのですから。
結論、面接慣れしている企業からすると、このような違和感によって嘘は大抵バレます。
バレなかったとしても「この人は嘘を付いているのかもしれない」という疑惑を招くことになり、落ちる要因になり得るでしょう。
仕事は信用が大事ですよね。信用を損ねている時点で半ば負け戦です。
こういった理由により、嘘を付いても良いことは一つもないのです。
やっぱり、嘘なんて付いてもロクなことはありません。
なお、嘘を付くことのデメリットについては嘘を突き通すと罪悪感が半端じゃない。その理由を仕事で嘘を強要された私がシェアという記事で解説しております。
また、嘘を付くつもりがなかったとしても、自分に芯がなくて一貫性のない性格の場合は回答にブレが生じてしまい、結果的に嘘を付いていないのに嘘を付いていると判断される可能性があります。
もしも心当たりのある方は、嘘を付いていると誤解されないように、自分の性格を今一度考えてみる時間を設けることをおススメします。
性格検査でよく出題される以下のような内容を分析し、対策していきましょう。
<性格検査でよく出題される問題>
- 誰とでも仲良くできるか
- 考えるほうか行動するほうか
- 向上心はあるか
- 目標達成のために努力を惜しまないか
- 高い目標があるとやる気が出るか
- 先々のことまで考えるか
- 周囲の意見を聞くほうか
- 失敗したことはあるか
- 嘘をついたことはないか
- 悪口を言うか
- 人に迷惑をかけたことはないか など
最終的には、素直に答えるのが一番だとは思います。
ただ、本番緊張して素直に答えられないと結果が悪くなるので、こんな問題が出ても慌てないように自己分析をしていきましょう。
理由その③.学力不足
こちらは極めてシンプルな理由で、単純に求めている正答率に達しなかったからですね。そして、会社によって適正試験の合否判断は違います。
その裏付けがこちら。dodaの現役の中途採用担当者による座談会記事では、適正検査の結果と合否の関連性について以下のような会話が成されています。
うちの会社はSPIの検査結果をかなり真剣に見ています。検査結果が良い人は、また会ってみたくなりますし、二次面接に進みやすいです。というのも、ここ数年、自社内で“SPIは当たる”ことが判明したからです。例えばAさんの検査結果と、Aさんが入社してからのキャラクターやスキルを少し時間を置いて照らし合わせたときに、両者がダイレクトに紐付いているケースが多いことが分かりました。当社が採用しているSPI検査は、「言語能力検査」、「非言語能力検査」、「性格適性検査」の3つで構成されており、「能力検査」は地頭の良さや理解力を測定することができますし、「性格適性検査」では、募集職種の人材要件と照らし合わせ、対人能力や協調性、活動性、課題遂行力、企画力、問題解決力など職務適性が採用基準に達しているかを見ています。実際一緒に働いてみると、SPIの検査結果が良い人ほどビジネススキルも高いように感じます。
うちは現在、面接合格者に対し論理思考力を問う試験を行っています。あくまで参考にしている程度ですから、検査結果に大きな偏りが出た人のみ、「面接で注意深くヒアリングしよう」と、心の準備をしておく感じですね。
うちは新卒採用のみSPIを利用していますけど、今後は中途採用にも導入すべきだと思っています。僕も安藤さんの意見に賛成で、優秀な人材を獲得するためには、過去のSPIのスコアと面接の評価(誰がどのように評価したか)を照らし合わせて、入社後1年、2年、3年と時間をかけて、期待値を実態が超えたかどうかの答え合わせをする必要があるんですよね。それを新卒では行っているんですけど、中途でも行う必要性を感じています。なので、やるとしても選考ではなく、入社後の評価や職務実態との整合を見ることが主な目的になると思います
まさに三者三様ですね。当然、テストの正解率が高いほうが良いのは間違いないので、あまりに正解率が低い場合は学力不足で落ちてしまうこともあるでしょうね。
6.転職の適性検査で落ちる割合
これについては諸説ありますが、受ける企業によって適性検査の合格率は変わります。
上述のdoda現役の中途採用担当者による座談会記事を見ても、会社によって適性検査の捉え方は異なります。
人気企業では適性検査で落ちる割合が高い
結論、人気企業では応募者が多いので、書類選考や適性検査で良い人材を抽出する必要があります。
募集が1名なのに、20人も30人も応募があったら面接する側も大変ですよね。
そうなると、せめて5人くらいに人を絞りたいと思うのは自然でしょう。
ですので、人気企業になればなるほど適性検査や職務経歴書の結果は重要となるでしょうね。
採用人数が多い求人や人気のない企業では適性検査で落ちる割合が低い
上述の通り人気企業になると適性検査で人を絞り込むわけです。
つまり、定員に対する応募人数の比率が適性検査での合格率に影響すると言えます。
ですので、人気企業だったとしても「5名以上採用」の求人なのであれば適性検査で落ちる可能性も低くなるでしょう。
1名採用の求人だったとしても有名企業でなければ適性検査で落ちる可能性は低いでしょうね。
7.現職が忙しい人向けの適性検査対策とは
考え方①.能力・スキルを効果的にPRして適性検査の合格率を高める
結論、上述の通りで受ける企業によって適性検査のボーダーラインは変わります。
そして、勉強をしっかりと行い適性検査の正答率を上げることが正しいのは間違いありません。
ただ、実際問題「今の仕事が忙しくて適性検査対策をする時間がない」って人や学力に自信のない人も多いと思います。
そんな悩みを抱える人には、視点を変えて「適性検査の正答率が低かったとしても書類選考の合格率を高める」やり方をおススメします。
その具体的な方法は「職務経歴書」や「履歴書」の質を高めることであり、そのためにはプロである転職エージェントへの登録を行い支援してもらうのが良いでしょう。
転職エージェントを使うメリット
■自分では探すことができない非公開求人を紹介してもらえる
■企業の内情や採用の背景を教えてもらえる
■職務経歴書や履歴書などの書類添削をしてもらえる
■模擬面接練習や面接時の過去QAなどの情報共有をしてもらえる
■面倒な応募手続き、面接の日程調整などを仲介してもらえる
■あなたのセールスポイントを企業にPRしてくれる など
転職エージェントのサービス内容はこんな感じで、適性検査以外の支援も得られるうえに無料です。
なお、既に転職エージェントに登録している人は、担当の転職エージェントに書類の再添削を依頼するなどのアクションを取ってみることをおススメします。
そして、複数の転職エージェントから意見をフィードバックしてもらい、双方の良いところ取りをして書類を修正するのがベストです
なお、私が実際に使ったうえでおすすめできるのはリクルートエージェントとdodaです。
リクルートエージェントは最大手で実績No1。公開求人数も圧倒的でとりあえずここだけでも登録すると良いエージェントです。
dodaは実績No2のエージェント。自分の強みを見つける自己PR発掘審診断や面接でのアピールポイントを診断するキャリア診断を展開しており、エージェントの質も高いです。
これら上位2社のエージェントであれば、「今までの自己分析が甘かった」と思うほどの気付きが得られるかもしれませんよ。
なお、各転職エージェントの特徴や活用方法については、下記の記事が参考になると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
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おすすめ転職エージェント6選!30代で2度異業種転職を経験した筆者が徹底解説
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考え方②.最低限の適性検査対策を行う
結論、①と並行してこちらも実施しておくのが望ましいです。
一般的に、適性検査でよく出題されるものは以下の3種類です。
<転職でよく出題される適性検査>
- SPI3-G:主に「言語分野」と「非言語分野」の2分野が出題。言語分野は国語で、文法問題や漢字の問題が出題。転職のSPIについては参考書や問題集が多いので、繰り返し解くのがおススメ。非言語分野は数学で、食塩水の濃度、原価計算、集合、推論などが出題される
- 玉手箱:主に「計数」「言語」「英語」の3分野から、合計で8種類の問題が出題。
- GAB:言語理解、計数理解などが出題。言語は長文を素早く読み解く能力が要求される。重要なキーワードやポイントを読み解くのに慣れる必要あり。計数理解は図表やグラフを読み取って答えを導く能力が要求される。
「転職 適性検査 ボーダーライン」などでググると、よく「6割」などと言われます。
もともと自頭が良くて優秀な人ならば、無勉強でも6割取れるんでしょうけど、私には6割を取るほどの勉強時間を確保するのは無理でした。
なぜならば、当時の現職が激務だったから。企業研究で精一杯だったんです。
ただ、何もしなくては悲惨な結果になるのも事実です。
そういった実体験からのおススメは、これらの適性検査からどれか1つで良いので、参考書を買って少しばかりの対策を行うことです。
どの適性検査も基本的な構成は一緒で、「言語」と「非言語」から成り立っていますからね。
もちろん、適性検査別に慣れはありますので、全部対策しておくのがベストですけど、忙しい人がそこまで適性検査に時間を割くのは勿体ないと思いますね。
おわりに
ということで、適性検査で落ちる理由についてのまとめ記事でした。
最低限の学力がないと適性検査にも合格できないワケなのですが、最終的には面接の出来で合否が大きく左右されます。
結論、適性検査の対策に割く時間はそこそこに抑え、面接対策や自己分析を徹底的に行うことをオススメします。
企業が求めているのは「テストで良い点数を残せる人」よりは「成果を出せる人」ですので、この判断を面接ですることになります。
そういった観点からも、適性検査の結果よりも面接の結果のほうがはるかに重要ではあります。
あくまで「適性検査は面接の補完情報である」くらいの認識のもと、適性検査対策はそこそこに留め、企業分析や自己分析に時間を割くスタイルをオススメします。
今回は以上です。