労働組合役員として活動しているが、会社の実態を知れば知るほどこの会社で働くモチベーションが沸かなくなってきた。
ただ、組合役員の任期途中で会社を辞めると組合の仲間に迷惑をかけることになるし、本部の人達から「無責任」だと言われそう。
何より、部署や組合員を代表して責任ある役職に就いているので、任期途中で転職活動を始めることに罪悪感を感じてしまう。
こういったことでお悩みの方はそれなりにいるのではないでしょうか。
本記事を書いている私は、過去東証一部上場企業で非専従の組合役員として支部の書記長を勤めたことがあります。
そして、書記長の任期を終えると同時に会社を辞めて他社に転職しました。
私の場合、たまたま転職活動が長引いて任期と同時に会社を去ることになりましたが、転職活動をはじめたのは任期が終わる半年程前であり、任期途中に辞める気満々で転職活動を開始したものです。
ということで今回は、労働組合役員をやっているものの、会社を辞めたいと悩んでいる人に向けて実体験を元に私見を述べていきます。
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本記事の内容
- 1.労働組合役員の任期途中で退職したい時の思考法
- 2.私が組合役員の任期途中で転職しようと思った理由【体験談】
- 3.労働組合役員経験は転職で不利になるのか
- 4.組合役員を途中で辞めることに罪悪感を感じる必要ない
- 5.組合本部に退職報告する際のポイント
- 6.会社を辞めると決断した後におすすめの行動ステップ
1.労働組合役員の任期途中で退職したい時の思考法
この会社はヤバいと思ったら転職活動しても良い
結論、組合の役員を引き受けると良くも悪くも会社の実態がわかりますので、新たな気づきが少なからず出てきます。
その結果、「この会社は見切りを付けたほうが良いな」と思ったのであれば、組合役員だろうと転職のタイミング到来と言えます。
実際、任期途中に組合役員が会社を辞めるというニュースは周囲への影響が結構大きいのも事実です。
そのため、組合役員の任期期間は転職活動を控えたほうが良いのか?迷惑がかかるんじゃないか?と転職活動を迷い罪悪感を感じる人も多いでしょう。
実際、私もそう思っていたんですけど、ぶっちゃけこれは気にしなくても良いです。
というのも、組合役員経験者が任期途中に会社を辞めようが、任期満了と同時に辞めようが、満了から1年で会社を辞めようが、そんなに周囲への印象は変わらないからです。
そう、周囲が感じるのは「組合役員経験者が会社を見切った」という事実。
現役か組合役員を引退した後なのかというタイミングの違いだけであり、その衝撃はそんなに変わりません。
であれば、この会社はヤバいと思った時が転職活動のタイミングだと思いますよ。
そう考えた時に大事なのは、本当にこの会社を見限るべきなのか否かの判断基準を知ることだと言えます。
これについては見切りをつけた方がいい会社の特徴12選と在籍リスク【抜け出すための行動も】という記事で解説しておりますので、是非ともご覧ください。
転職活動開始を組合に事前相談するのはNG
結論、通常の転職活動と同じで、変に仁義を通そうとして転職活動しようとしていることを組合に相談するのは避けましょう。
なぜならば、あなたの転職と組合運営は利害が一致しないからです。
多くの場合、組合役員は少数精鋭です。
組合役員が会社を辞めるということは、零細企業で数名しかいない社員が退職するようなものです。
何より、少数であるが故に仲間意識は強いのも組合の特徴でしょう。
ですので、事前に組合に相談したところで、周囲からすると「少数運営の中で1人いなくなるのはヤバい!裏切るのか!」と感じるワケなので、転職に反対されるのは目に見えています。
そのため、転職活動を組合に事前相談してしまうと、高い可能性で会社へも共有されてしまい、会社に居づらい環境ができてしまいますので絶対に避けるようにしましょう。
大前提として、組合役員だろうが他の人と同じで職業選択の自由があります。
そのため、組合にも上司と同じように転職先を決めた後で退職する旨を報告するようにしましょう。
組合役員の任期途中で会社を辞めても良いが、嘘は禁物
これも実体験ですが、労働組合役員をやっていた同僚が任期途中で会社を辞めたことがありました。
当の本人は申し訳ない気持ちで一杯だったみたいですけど、周囲はそこまであなたのことを気にしていないものです。
少なくとも、私は「まぁ辞めたいと思ったなら仕方ない。だってブラック企業だし」くらいにしか思ってませんでしたね。
もちろん、少数精鋭の仲間が欠けてしまうことに残念な思いはありますけど、辞める理由をしっかり伝えてくれれば組合側も最後は応援してくれるはずです。少なくとも、私が辞める場合はそうでした。
ただ、この辞めた同僚の場合、
叔父の会社を継ぐことになったので会社を辞める
という風に本人からは退職理由を聞いていたんですけど、実際にはそれはウソで、ただのコンサルファームへの転職だったんです。
それを聞いた時は率直に言って、「こいつはクソだな」って思いましたね。
嘘を付く人は信用できないですし、今後関わることもないでしょう。
送別会を開いて皆が「叔父さんを支えてやれ!」と激励した言葉や送り出した時の思いなど、人の善意を裏切るなよと心から言いたいですね。
結論、最終的には元同僚との縁は切れていくものなんですけど、こういった自分本位の嘘を付く人は信頼できないですし、ビジネスマンとして頭打ちになっていくでしょう。
2.私が組合役員の任期途中で転職しようと思った理由【体験談】
結論、私が組合役員の任期途中で転職しようと決断したのは会社から不正を強要されたことがきっかけでした。
私は上述の通り非専従の組合役員だったので、仕事と組合役員の二足のわらじを履きながら日々を送っていました。
正直、組合役員としての活動は手当の金額と責任の重さが合っていなかったので「割に合わない」という思いはあったものの、普段の仕事とは異なる環境で活動ができること自体は楽しかったんですよね。
だからこそ、ブラックな職場環境の中で、仕事と組合活動合わせて時間外活動が100時間を超えることが合ってもそれ自体はさほど苦ではありませんでした。
ただ、私が担当していたプロジェクトで会社的に重大なミスが発生してしまい、あろうことか会社は嘘の報告を社員に強要してきました。
そして、それを受け入れるしかなかった私は自尊心を傷つけられ会社を見限ることになりました。
やっぱり、誠実さって大事だと思います。どんなことをしても自分が良ければ良いって発想はおかしいと当時思ったことは今でも鮮明に思っていますね。
なお、不正を強要された体験談などについては会社から不正を強いられて辞めたいあなたは転職すべき【そう思うのは当然】という記事で解説しております。興味があれば是非ともご覧ください。
大前提、組合役員は責任ある立場であり軽々に会社を辞めるべきでないという意見には同意です。
とはいえ、組合役員も一組合員であり社員であるのも事実です。組合役員は会社上層部とも近い距離で活動をしていく結果、
・明らかなパワハラが横行している
・不正を働いている
・組合役員や会社役員は尊敬できない人達ばかり
・会社役員の事業プランや考え方に全く同意できない
上記のような会社の実態や将来性がわかり、会社を見限ってしまう人も多いでしょう。
そして、私が伝えたいのは「この会社はおかしい」と直感的に感じたならば、その感覚を何よりも大事にして欲しいということ。
会社をより深く知ったうえで「この会社はおかしい」と思う環境で長く働いていると間違いなく自己肯定感はなくなっていきますし、以下のような未来に近づいていきます。
・30代、40代と歳を重ねていくが、抱える不満は一向に消えない
・社外の知人は年齢と共に収入を上げていくが、自分の収入は上がらない
・社歴は長くなっていくが、仕事のやりがいは長らく感じていない
・仕事にモチベーションを感じられず、会社への誇りを失っていく
繰り返しですけど組合役員だろうが一個人です。
上記のような辛い未来を防ぐには優良企業への転職実績が豊富な転職エージェントを活用することが重要です。
優良企業は世の中それなりの数がありますが、当然入社難易度は上がっていきます。
簡単に合格できるような会社ではないからこそ、求人数を多く抱える大手の転職エージェントを活用するのが良いと思います。
そして、数あるエージェントの中でも私が実際に利用した印象からリクルートエージェントやdodaをオススメします。
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なお、転職エージェントの詳細は下記の記事で解説しておりますので、是非ともご覧ください。
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おすすめ転職エージェント6選!30代で2度異業種転職を経験した筆者が徹底解説
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3.労働組合役員経験は転職で不利になるのか
結論、労働組合役員をやっていたことで転職が不利になることはありません。
組合役員も専従と非専従があると思いますが、私のように非専従で組合役員をしている方は職務経歴書の中に組合役員としての経歴を記載する必要はないです。
この場合、組合の経歴を一切伏せた状態で転職活動を進めることになりますので、当然不利にはなりません。
ただ、専従の場合は仕事としての成果が述べられないと思いますので、組合役員という立場でどのような課題解決を進めてきたのかを企業側にPRすることになるでしょう。
この場合も、大事なのは「自分の立場や役割」を理解し、組合という組織に自分がどんな貢献をしてきたのかを言語化することです。
組合役員をしていると、交渉や調整に明け暮れることも多いでしょうし、経営者とディスカッションを交わして意思決定をさせるプレゼン力も問われることになります。
むしろ、専従の組合役員だった場合は上記のような「他の候補者にはないであろう経験」を全面にPRすることで、他の候補者との差別化を図ることもできると思いますね。
4.組合役員を途中で辞めることに罪悪感を感じる必要ない
結論、責任感のある人ほど組合役員でありながら任期の途中で会社を辞めることに罪悪感を感じてしまうでしょう。
ただ、必要以上に任期途中での退職に罪悪感を感じると何も行動を起こせなくなります。
大前提、今は終身雇用が崩壊していて転職活動が当たり前の時代ですし、責任ある管理職だって会社を辞めて転職することも珍しくはありません。
罪悪感を感じるなと言われてもそれは無理でしょうけど、流動性の多い現代社会では相応のポストの人が会社を辞めるのも「あるある」とも言えます。
ちょっと世界は違いますが、昔から国民の代表と言われる政治家だって不祥事で辞任することはよくありますし、責任を全うするなんて綺麗事でしかないと考えることもできます。
繰り返しですけど、大事なのは自分の気持ちだと思います。
そして、転職する際に大事なのは内部情報を事前に収集しておくことです。
組合役員を経て会社の実態を深く知ることができたのと同じで、事前に会社の実態を知ったうえでミスマッチを少なくすることが転職失敗を防ぐ対処法ともなります。
そういったミスマッチを防ぐという意味では転職口コミサイトの活用がオススメです。
なぜならば、口コミサイトでは実際に働いていた従業員もしくは現職の社員が書き込みをしているので、情報にも一定の信頼性があるから。
こういった口コミサイトの企業評価があまりにも低かったり、口コミで書かれている内容とあなたのイメージに乖離が大きいようであれば、思い留まったほうが無難かもしれません。
ちなみに、私が実際に使ってみて信頼できると思ったサイトは2つで転職会議とOpenWorkです。
これらのサービスは100万人単位で会員数も付いていますし、実際に勤めた企業の口コミを見ても、「そうだよね。」と思える内容が多かったですね。
会員登録するだけで無料で利用できるサービスですので、具体的に応募したい会社は事前に口コミをチェックしておくことをオススメします。
5.組合本部に退職報告する際のポイント
ポイント①.転職は決定事項として伝える
上述の通り、組合側とは利害が一致せず、相談ベースの報告だと退職を止められる可能性が高いです。
そのため、通常の転職活動と同様に退職は決定事項として伝えるようにしましょう。
第一声は「私は会社を辞めます」から始め、加えて「他社でチャレンジしたい」というポジティブな理由を添えるようにしましょう。
組合は人事とも繋がっているので、「人間関係の不満」「仕事内容の不満」「残業の多さ」などを理由にすると、異動による解決策を打診される可能性があります。
そうなると話がややこしくなりますので、転職活動の面接と同じように、全く違う環境で新たなチャレンジをしたい旨を前向きに伝えていきましょう。
ポイント②.会社への報告を先に済ませておく
結論、組合はあなたの上司ではないので本来退職交渉すら必要ではありません。
私自身、組合に仁義を通そうとした結果、直属上司の課長に退職報告したその日に組合へも同様の報告をしました。
その翌日が自部署の部長との退職交渉だったのですが、組合側が私の退職情報を人事へリークしたらしく、その情報が人事部経由で速やかに部長に伝わっていました。
おい。ゆうざんは組合やっているけど辞めるらしいじゃないか。どうなってんだ?
みたいな連絡が人事部長から部長に入っていたらしく、これには部長も私に対しておかんむりでした。
その結果、退職交渉で苦労することになりましたので、退職交渉する際は
・まずは上司へ退職報告をする
・組合へは別途報告するので、口外しないように上司へお願いしておく
・部長との退職報告をして人事へ退職願を提出してもらう
このステップを踏まえて組合へ事実として報告するのが良いでしょう。
6.会社を辞めると決断した後におすすめの行動ステップ
転職しなければきっと後悔する
組合役員だけど会社を辞めたい状態って、言い換えると「会社自体に魅力はないけど組合役員をやっている責任感だけが自分を繋ぎとめている」とも言えます。
確かに、組合役員をしている人って誰もが責任感が強いと思います。
ただ、だからと言って自分の正直な気持ちに嘘を付いて任期満了まで働くべき!かと言われると別の話ですよね。
もちろん、転職が成功する保証なんてどこにもありません。失敗してしまう可能性も当然あります。
けれど、今の状態で長く働き続けていても仕事のモチベーションはなかなか上がらないと思うので、自分の能力も伸び悩んでいくことになります。
最悪のパターンはモチベーション低く仕事をし続けた結果、「本格的に辞めたい」と思った30代〜40代の時にどこからも必要とされなくなることです。
こうなると、今の会社にしがみつくしか手段はなくなり、厳しい人生が待ち受けると共に圧倒的な後悔をすることになるでしょう。
誰もがそんな最悪な未来は避けたいですよね。
ですので、そんな未来を避けてもっと楽しく仕事をしたい、スキルを高めたい、年収を伸ばしたいなどの意欲があるのならば、組合役員だろうが関係なく、本気になって転職活動をすべきだと思いますね。
そして、まずはリクルートエージェントやdodaなどの転職エージェントに登録を行うのがオススメです。
また、転職エージェントを使うメリットを列挙するとこんな感じ。
転職エージェントを使うメリット
■自分では探すことができない非公開求人を紹介してもらえる
■企業の内情や採用の背景を教えてもらえる
■職務経歴書や履歴書などの書類添削をしてもらえる
■模擬面接練習や面接時の過去QAなどの情報共有をしてもらえる
■面倒な応募手続き、面接の日程調整などを仲介してもらえる
■あなたのセールスポイントを企業にPRしてくれる など
そして、これだけの支援をしてくれるにも関わらず無料な点は使う側にとって大きなメリットです。
転職の求人は椅子取りゲームと同じです。
あっ。この求人興味がある。入れるなら入りたいなぁ・・・
と思っていて毎日を過ごしていたら、「求人の応募は終わっていた」なんてことはよくある話。
ですので、もしも転職をしたいと思うのなら、プロの知見をいち早く得られるように早めに登録するのがポイントだと思います。
まずは総合転職エージェントに登録しよう
株式会社エージェントは2022年4月12日にプレスリリースで「転職エージェントカオスマップ 2022年版」を公開しています。
<みんなのキャリア:【2023年徹底比較】転職エージェントおすすめ人気ランキング9選より引用>
転職エージェント大手のリクルートエージェントやdodaやパソナキャリアは「総合」転職エージェントです。
「総合」とは名前の通り「様々な業種の求人を取り扱っている」ことを示しています。
私の実体験で言いますと、「メーカー」「Sler」「IT」など、転職先の業界を絞りこめていなかったので、複数の業界に多くの求人を持つ総合転職エージェントが非常に便利でした。
「あっ!この会社知ってる。面白そうな求人が出てるじゃん!」ってチャンスに巡り会える機会に恵まれたワケです。
また、転職したい業界が決まっていた場合も、業界特化の中小転職エージェントよりも総合転職エージェントのほうが多く求人数を抱えていた。なんてのはよくある話です。
ですので、転職したい業界が決まっているか否かに関わらず、求人数の多い総合転職エージェントに登録しておくと良いと思います。
結局はエージェントの担当とマッチングするかどうか
例えば、業界最大手のリクルートエージェント一つとっても「最高に良かった!」という人もいれば「良くなかった」という人もいます。
当然ですけど、どんな転職エージェントにも担当者は複数存在するワケなので、結局は担当者との相性が良いか悪いか、そこが鍵なんです。
ですので、「とりあえず登録しておけ」とオススメするリクルートエージェントでも、「担当者と合わない・・・」という結果になる可能性は全然あります。
そのため、転職エージェントにいくつか登録を行い、使ってみながら自分に合った転職エージェントを絞っていくと良いと思います。
ちなみに私自身は最初の転職はリクルートエージェント、2回目の転職ではdodaを使って転職しました。
上記2社に加えて、パソナキャリアも活用しつつ転職活動を進めていたんですけど、3社共に丁寧なサポートでしたし、面接前には合格するためのコツを共有してくれたりと、すごく満足度の高いサービス内容でした。
また、若手向けには営業やIT系の転職では、ワークポートの評判が良いので、私がもしも20代に戻って転職活動をするならばワークポートも併用すると思います。
そんな実体験を踏まえると、各サービスの良いところや感想は結論こんな感じ。
<広告:おすすめの転職エージェント>
- リクルートエージェント:最大手だけあって、求人数も豊富であり転職アドバイスの質も高かった。とりあえずここは登録しておけとおススメできるエージェントです。
- doda:リクルートエージェントにない求人も多く、面接選考に進んだ際のアドバイスや対策ノウハウなど、情報の質が高かったので活用して本当に良かった。
- ワークポート:営業やIT系、Web系、エンジニア職の就職支援に強い。若手や第二新卒でIT系を目指す人にはおススメ
転職を成功させるには、どのサービスを使うかは極めて重要です。
これらの転職エージェントを活用し、より良い職場環境への転職を進めていきましょう。
転職しようか迷っている人は受け身の活動がおすすめ
結論、転職エージェントに登録したほうが良い人は「転職する意思を固めた人」です。
ぶっちゃけた話、転職エージェントに登録すると転職エージェントとの面談もしなければなりませんし、求人をバンバン紹介されます。
転職するぞ!と前のめりになっている人ならば求人紹介は歓迎でしょうが、転職しようか迷っている人にとっては転職エージェントの求人紹介は正直鬱陶しいと思います。
そんな方は、面倒な面談などを行うことなく待っているだけで「あなたに興味がある!」と求人が届く「ヘッドハンティングサイト」や「転職サイト」がおススメです。
そして、これらのサイトに登録する前に自分の市場価値を把握し、自己分析を行っておくことが重要だと思います。
市場価値がわかれば今の収入が自分に見合っているのかがわかりますし、自己分析ができていれば「自分に合っていない仕事だと知らずに転職すること」を防ぐことができます。
そして、市場価値の見極めと自己分析を簡単にするならばミイダスがオススメです。
私も転職活動時には自己分析のツールとしてミイダスを使っていました。ミイダスの良いところは、「無料」「会員登録はスマホで15分くらい」「面談などがない」の3つです。
ミイダスの年収診断サービスは結構ざっくりしているので参考程度に考えるのが良いですが、「バイタリティ」「人あたり」「チームワーク」などを分析してくれるコンピテンシー診断はかなり自己分析に有用でした。
転職した後にどんな仕事がしたいのか、漠然としている人は是非とも使ってみることをオススメします。
ミイダスを使って自己分析を行い、自分がハイキャリア層だと認識できた人は年収1,000万以上の求人が1/3を占めるハイキャリア向けヘッドハンティングサイトであるビズリーチを活用すると良いでしょう。
また、転職最大手のリクナビNEXTの利用は万人におすすめです。
こういったサービスを活用し、まずは受け身の姿勢で自分の市場価値や求人情報を知るところから始めてみて、具体的に興味が出てきたら転職エージェントへの登録を検討するという手順を踏む人は多いです。
実際、私も自分の市場価値はどうなんだろう?と思いながらビズリーチへの登録をしたことが二回目の転職活動の始まりでした。
なお、ビズリーチに関しては【実体験】ビズリーチの評判は?転職できるの?使った感想や活用術をご紹介!という記事で詳細を解説しております。是非ともご覧ください。
※プロモーションを含みます
おわりに。
ということで、組合役員だけど仕事を辞めて転職したい人向けのまとめ記事でした。
繰り返しですけど、組合役員も組合員であり一社員です。
一社員である以上、最も大事なのは今の職場が自分がやりがいを持って働ける環境なのかどうかです。
あくまで自分ファーストの考えを持ち、決断して頂ければ幸いです。
今回は以上です。