新入社員だけど、仕事がつまらない。給料も大して上がらないから副業でもして月に数万くらいの収入を得られたらよいと思っている。
こんなことを思ってはいませんか?
私は過去に【責任感なし】副業で本業をおろそかにする人が成功しない理由とは【自分に甘い】という記事で、安易に副業に走る前に本業を一生懸命やってから副業のことを考えやがれ!ということを説いてきました。
一見、新入社員だろうが仕事を一生懸命やっているならば副業のために独学を始めても良いと感じるかもしれませんが、新入社員というヒヨッ子であるからこそ、本業に完全コミットして実力を付けていくことが将来の副業にも生かされると思っています。
ということで今回は、新入社員から副業を始めるのではなく、新入社員だからこそ本業にこだわったほうが良いと感じる理由について解説していきます。
※副業をしていない(あえて言えばこのブログが副業なのかもしれない)私が論ずることをお許しください
本記事の内容
- 1.新入社員は所詮新入社員であることを肝に銘じるべし
- 2.実力があれば副業の成果も後から付いてくる
1.新入社員は所詮新入社員であることを肝に銘じるべし
結論、新入社員は当たり前だけどまだまだヒヨッ子で経験不足
一言で副業と言っても、レストランのアルバイトやコンビニスタッフのような時給で働く体系であったり、完全に結果にフルコミしたYoutubeやブログであるなど、内容は千差万別です。
結論、前者のような時間を切り売りする副業はオススメしないです。というか、新人でそんな時間があるのなら独学でExcelを学ぶとか、フレームワークを勉強するとか、いくらでもやることはあるだろう!という話です。
どうせ副業するのであれば、短期的な視点で物事を考えていても仕方ありませんよね。では、長期的に利益を出そうと思うと何が必要なのでしょうかというと、結論「実力を付けること」です。
要は、どんな発信をするにしても「お前は一体誰でどれだけ実績があるんじゃい?さらには、どれだけ優れたビジネスマンなんだい?」という点が、サービスを受ける側になると気になりますし、重要になるワケですね。
その点に対し、社会をちょっとかじった程度の新入社員が安易に副業を始めるという点は個人的にとっても疑問ですね。
なぜならば、実績は本業で残すしかないから。副業を始めるその前に、本業で成果を残すべく、プロ意識を持ってやるべきでしょうと思うわけです。
※もちろん、ダラダラ仕事をするのは論外です。ダラダラ残業するくらいなら副業したほうがまだマシかもしれません
ちょっと本題から逸れますけど、会社員を1〜2年くらいしかやっていないのに会社員をオワコン発信している輩にも個人的にはいかがなもんかと感じています。これについてはサラリーマンはオワコン!という主張は話半分に聞いておきましょという話で触れていますので、興味があればぜひご覧ください。
仕事の生産性を高め、空いた時間は副業ではなく更に本業に費やせ
大前提として、実力を付けたいのであれば量と質の両側面が重要です。
ある程度経験のある3年目くらいの若手であれば、過去の仕事経験が一定数あるので、効率化を考えながら仕事を進められるのでしょうが、新入社員はそうはいきません。
なぜならば、新入社員は圧倒的に仕事の経験が足りないから。
そのため、最初の1年は実戦経験をひたすら踏み、
新入社員のうちの仕事サイクル
自分なりに効率化を図る → できるだけ仕事を早く終わらせる → 空いた時間ができる → 空いた時間はさらに本業の仕事を請け負う
このようなサイクルで必死に量をこなしながら仕事をしていくことが実力を伸ばすには近道と言えるでしょう。
重要なのが、量をこなしながらも自分なりに考えながら仕事をすること。
考えながら仕事をする例
「今のやり方よりもこうしたら良いのではないか」
「あの先輩はどうしてあんなに仕事ができるんだろうか。○○が理由なのかな?私も真似して試してみよう」など
みたいな感じで。考えながら仕事をしていくこと。これが仕事の質を高める行動なワケですね。
新入社員から副業するのは責任感がない?
結論、責任感がないわけではないのでしょうが、長期的な目線が欠けているという話ですね。
副業自体は国が推奨しているように、本業とは違ったスキルが身につくことにも繋がりますので、私自身副業は肯定派です。ただ繰り返しになりますけど、前提は本業をしっかり責任持ってやっていることです。
そして、新入社員という立場を踏まえると、「本業をしっかりやる = ガムシャラに死にもの狂いで仕事をする姿勢」というのが一般的でしょうね。
それを考えると、新人から副業をしていることを同僚に伝えてしまうと、周囲から「アホか」と思われて呆れられてしまうリスクがあるでしょう。最悪の場合、新入社員であっても上司や同僚から嫌われてしまう可能性があります。
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【リスク大】上司に嫌われていると感じるあなたへ。原因5選と対処法を徹底解説!
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2.実力があれば副業の成果も後から付いてくる
当たり前ですけど、どんな副業であっても最終的には相手に「そうだよね」と思ってもらえる内容であることが重要ですよね。
そのためには、積んできたキャリアや実績などが納得感や信頼にも繋がっていきますし、積んできたキャリアが濃ければ濃いほど副業のコンテンツとしても魅力が増すわけですね。
例えばですけど「毎月残業40時間で働く私の一日」よりも「毎月残業100時間で働く私の一日」のほうが興味を引きますし、さらには「毎月残業200時間で働く私の一日」なんて話になったら、
この人は一体どんな人なんだ??
という気持ちになり、興味をそそられますよね。
これに、年数が加わると更に深みが増します。これが実績の一例と言えるでしょう。
若手のウチは厳しい環境でシバカれるのも悪くはないかも
過去に、【努力・執念・根性】大塚商会の社訓から学ぶ仕事の本質【やり切る力】という記事でも少し触れたんですけど、例えば大塚商会や光通信などの営業が強くて厳しい社風の会社でバリバリ3年働いた若手と、大手ホワイト企業で3年働いた若手を比べると、社会人としての仕上がり度合いが全然違うと思うんですよね。
ちなみに、私は新卒で入社した会社がブラック企業でした。ここで10年間働いた経験を振り返ると、辛くもありましたが、今にして思えば「若手のうちはもっと厳しい環境でも良かったのかも」と思っています。
けれど、ブラックな環境は心身に支障をきたすリスクもあるので、見極めが難しいのが悩ましいところ。なお、私の会社ってブラック企業なの?という方については【理不尽】ブラック企業あるある9選。該当者は即刻転職を!【怖すぎ】という記事で解説しておりますので、興味があればぜひ。
おわりに。
ということで、新入社員から副業をするよりも本業に完全コミットしては?という記事でした。
結論、新入社員は社会の猛者に比べてまだまだヒヨッ子であるという謙虚な気持ちが大切でしょう。
<本記事のまとめ>
- 新入社員は副業を始める前に本業に完全コミットすべし
- 成長したければ、考えながら仕事をするのが大事
- 新入社員から副業していることを周囲に言うのは禁物
- 成長したければ、あえて厳しい環境に身を置くのもアリ
では今回はこの辺で。結論、本業で死ぬような思いをした経験のある人はどこに行っても強いと思います。
That is all