【必見】職場で誰からも好かれる人の特徴6選を解説【嫌われる人の特徴5選も】

2021年7月19日

どんな職場でも同じですが、皆さんの職場には周囲から好かれる人とそうでない人がいるはずです。

 

日本労働調査組合が2021年7月に発行した全国の20~49歳の会社員の男女520名を対象にした「職場の人間関係に関するアンケート」によると、職場の人間関係が良好と感じているのは全体の32.1%となります。

 

逆に言うと、約7割の人は職場の人間関係がさほど良くないか悪いと考えており、これらの人は人間関係に少なからず不満や悩みを抱えている状態だと言えます。

 

人間関係に悩みを抱えると、仕事が辛くなったりして、最悪の場合はメンタルを病んでしまうことにもなり得ます。

 

その一方で、人間関係に悩みが少ない人は仕事のストレスは低いでしょう。

 

加えて、周囲から好かれれば、「相談しやすい」「依頼も受けてもらいやすい」「仕事上の情報収集が効率的に得られる」などのメリットがあります。

 

そして、結論から言うと人間関係に悩むか悩まないかは自分が周囲から好かれるかどうかが重要なポイントであり、それは自分の日頃からの行い次第です。

 

誰もが新卒入社・転職・異動などにより、職場環境が変わるシーンは今後避けられないと言っても過言ではありません。

 

そんな中で大事なことは、周囲から好かれる人の特徴と嫌われる人の特徴を理解して実践していくことでしょう。

 

ということで今回は、職場で好かれる人と嫌われる人の特徴などについて解説していきます。

 

本記事の内容

  • 1.職場で誰からも好かれる人の特徴6選
  • 2.人から嫌われる人の特徴5選

 

1.職場で誰からも好かれる人の特徴6選

 

大前提として、仕事はあくまで利益や成果を求めるモノなので、仕事があまりにもできなかったりするとどんなに人柄が良かったとしても職場の人間関係はうまく行かない可能性が高いです

 

仕事はデキないけれど、後述する特徴に該当している人は友人関係はもの凄く円滑に進んでいくでしょう。

 

ただ、仕事とプライベートは異なります。

 

ここからは、仕事はそこそこできるという前提で、職場の人から好かれる条件などを解説していきます。

 

誰からも好かれる人の特徴①.プライドを持たずに自分の弱みを表に出す

結論、誰からも好かれる人って自分を必要以上に大きく見せたりしません。

 

大前提として、完璧な人間なんて存在しません。

 

誰もが何かしら欠点がある中で、その欠点を補うために多くの職場ではチーム単位で仕事をしているとも言えるでしょう。

 

そんな中で、プライドが高くて自分の欠点を認められない人は周囲から「ちょっと扱いづらいな・・・」と思われてしまうでしょう。

 

それに対して、自分の弱みを自覚しつつ「○○の領域はどうしても苦手なので教えてもらえない?」と周囲に振る舞える人は裏表がなくて素直な印象を持たれるので人間関係で悩むことも少ないでしょう

 

誰からも好かれる人の特徴②.ツッコミたくなるような隙がある

これは実体験の話なんですが、私が新卒で入社した会社には誰からも好かれている同僚がいました。

 

特別仕事ができるわけでもなく、頼りになる存在というわけでもない。ただ、彼は間違いなく誰からも好かれていました。

 

その同僚は、

 

  • 頭脳明晰
  • 本質ズバズバ付いてくる
  • 物怖じしない毅然とした態度

 

というような、いわゆる「仕事のできそうなビジネスパーソン」とは全くタイプが別だったんですけど、「アンジャッシュの児島」みたいに、なんだかツッコミたくなるような隙のある人だったんですよね

 

そして、彼はプライベートで彼女に対して尻に敷かれる様を職場でもオープンにしていたりと、職場に対して「愛されるイジられキャラ」を確立していました。

 

当の本人は打算的に職場から好かれようとしていたわけでもなく、至って普通に立ち振る舞っていただけなんだと思いますけど、そんな彼を見てきた私としては

 

  • 仕事はバリバリこなせて頼りになるけど、家事はポンコツで奥さんにいつも怒られている人
  • 仕事はできるけど、食事の誘惑に弱くて体重が重く、デブをネタにしている人
  • 仕事はできるけど、金銭感覚がバグっていて、常にお金がないことをネタにしている人

 

といったように、完全無欠の人よりも突っ込みどころがあり、その弱みを人に見せている人のほうが親近感を持たれて人間関係がうまくいく場合が多い印象ですね。

 

誰からも好かれる人の特徴③.ポジティブで笑顔が素敵

結論、人から好かれる人はポジティブです。ポジティブな人は自然と笑顔が多くなりますし、どこかしら素敵ですよね。

 

愛想笑いや営業スマイルってなんだかわざとらしくてされた側に察知されがちですけど、自然で無邪気な笑いをする人ってなんだか素敵ですよね。

 

その根源となるのは裏表のない素直な心なのではないでしょうか。

 

そんな素直な人は、愚痴をこぼしたり、人の悪口を言ったりはしないでしょう。

 

そして、人に対して気遣いのできる素直さがあるからこそ職場の誰からも好かれるのでしょう。

 

これとは逆に、普段からネガティブ思考だったり、愚痴をこぼしてしまう人は職場から面倒に思われてしまいがちです。

 

詳細については愚痴をこぼす人が失っているモノとは。愚痴が多い人の特徴3つとデメリットを解説という記事で解説していますので興味があれば是非ともご覧ください。

 

誰からも好かれる人の特徴④.相手を否定しない

結論、相手を否定する癖のある人は承認欲求が強かったり、「自分の意見は絶対に正しい」と思い込んでいたりと、一言で言うと「面倒くさい人」である傾向があります。

 

そうか。だけど俺には関係ないぞ

 

と思った方も、これを機会に自分の言動を思い返してみてください。

 

経験上、自分の行動って人から指摘されないと気づかないことが多いですし、私自身否定をしないよう気をつけているのですが今でも「でも」とか「いやいや」といった否定ワードを言ってしまうことは事実あります。

 

意識しても完璧にこなせるかは別の話ですが、意識することで行動は必ず変わってくると思いますので、まずは意識するところから始めると良いでしょう。

 

そして、優秀な人ほど察しが良く、「でも」・「いやいや」「けれど」という言葉を使ったタイミングで

 

あぁ。このあとは否定されるんだな。否定されるのなら今後は相談するのやめようかな

 

といった感じで、相手の本質を見抜いてしまう傾向にあります。

 

相手が優秀でなかったとしても、否定されて良い気になる人はどこにもいません。

 

そのため、否定から入ってしまう癖のある人は遅かれ早かれ「相談しやすい人」「話やすい人」とは周囲から思わなくなるでしょう。

 

これを防ぐためには、否定から入るのではなく肯定から入ることが大事です。

 

例えば、

「なるほどね。一方で、●●の部分を△△のようにすると、◆◆といった効果が得られるのでより良い内容になるかもね」

 

といった感じで、まずは受け入れるコメントをするのが重要です。

 

その後に、指摘がある場合は自分の意見を述べる「Yes,but話法」を取り入れると良いでしょう。

 

ここで、「いやいや私の部下はトンチンカンなので否定せざるを得ないんだよ・・・」と思う方もいると思うのですが、結論この場合も対応の基本スタンスは同じです。

 

その場合は

 

君の意見の●●の部分は理解できる。ただ、前提や目的を見直してみてはどうかな。私は、●●という前提だと理解している。そう考えると、今回せっかく作ってもらってお手数なんだが、中身はガラッと変わるよね

 

といった感じで、実際にはほとんど肯定していないにしても、冒頭に肯定するコメントをするだけで人間は救われると思います。

 

特に、リーダーや管理職としてメンバーを牽引する立場の人ほど、チームの人間関係を円滑にして成果を最大化するために肯定から入るアプローチが大事だと思いますね。

 

このように、相手を否定せずにうまく人を動かせるビジネスマンは優秀だし、結果として人からも好かれる印象ですね。

 

なお、否定から入る人の特徴については【上司・同僚・夫婦】否定から入るうざい人の心理・特徴と対処法5つを徹底解説!という記事で解説しております。こちらも興味があれば是非ともご覧ください。

 

誰からも好かれる人の特徴⑤.聞き上手

結論、好かれる人は、相手の話を遮ることなく、最後まで話を聞いたうえでコメントをしてくれます。

 

また、話の最中も相槌を打ったり、相手の目を見たりと、しっかりと人の話を聞ける姿勢があるので相手からの信頼に繋がっていきますし、好かれるようになるでしょう。

 

そして、聞き上手な人には皆信頼を置いているからこそ「この人なら話を聞いてくれる」と思われることで相談されるシーンが増えてきます。

 

相談されることが多くなると仕事をする上で必要な情報が集まってきますし、相談を受けた借りがあるため他部署への相談もしやすくなります。

 

逆に、威圧的なオーラを出していたりして、話かけにくい人は仕事で損をしていることが多いです

 

話かけやすい・かけにくいに関わらず仕事なんだから報連相してくれよ!という思いをお持ちのリーダーは多いでしょう。

 

個人的に、その意見はまったくもって同感ではあるのですが、事実として話かけにくいリーダーには相談件数は少なくなります

 

なのであれば、自分のポリシーは脇に置いて、チームの成果を最大化するために相談されやすい雰囲気を作っていくことが大事だと思いますね。

 

なお、仕事において報連相は基本であり重要です。

 

その詳細については【仕事遅い】仕事で上司や同僚に相談しない人が損する3つの理由【残業多い】という記事で解説しております。こちらも興味があれば是非ともご覧ください。

 

誰からも好かれる人の特徴⑥.丁寧に仕事を依頼する

人から好かれる人は、往々にして相手目線で物事を考えることができますので、「自分がされたら嫌な雑な依頼」はしません。

 

例えば、社内やお客さんからお願いされた雑多な仕事を誰かにお願いするときです。

 

ダメな例として、過去私の同僚にはお客様からの依頼メールを社内メンバーに転送し、「対応お願いします」という本文だけ添えてくる人がいました。

 

依頼者自身が内容をわかったうえで淡白なメール転送するならばまだ良いのですが、ほとんどの場合は内容をよく確認せずに丸投げしていたので、周囲からは反感を買っていましたね。

 

これに対して、人から好かれる人は相手目線で物事を考えられるので、

 

この内容だったら依頼者に背景情報の共有もしておいたほうが良いかな

 

といった感じで、状況に応じてコミュニケーションの内容を変えることができます。

 

こういった気遣いが相手からの好感に繋がっていくのだと思いますし、経験上周囲から好かれる人はほとんどの場合相手目線で物事を考える癖が付いていますね。

 

なお、相手目線で話をすることの重要性はビジネスで相手の立場に立って考える3つのメリットとは【実践する方法も解説】という記事で解説しておりますので、こちらも興味があれば是非ともご覧ください。

 

2.人から嫌われる人の特徴5選

これまで、人から好かれる人の特徴について解説してきました。

 

では、逆に人から嫌われる人の特徴とは何だろうかと問われれば、結論好かれる人の特徴とは逆になります。

 

人から嫌われる人の特徴5点

結論、以下の人から嫌われる代表的な5つの要素となります。

 

【人から嫌われる人の特徴】

・常に自分本位。相手目線で物事を考えない

・否定論者。いつも人を否定する

・ネガティブな発言ばかりで周囲の士気を下げる

・プライドが高くて人の話を聞かない

・感情的な人

 

上記の特徴について、一つは該当する人が多いと思いますけど、複数あるのなら自分の行動を改めていく必要があると思いますね。

 

特に最悪なのが「ネガティブな発言ばかりで周囲の士気を下げる」人です。

 

感情というのは周囲に伝染するものですので、こういった人が一人いるだけで、チーム全体の成果にも影響してしまいます

 

ネガティブな発言ばかりをしている人は上司からチームの雰囲気を乱すトラブルメーカーだと思われている可能性が高いです。

 

そうなりますと、異動の候補に挙がりますし、最悪の場合はリストラ予備軍となるなどリスクが非常に大きいと言えます。

 

なお、私自身人から嫌われる要素満載の人間を同期に抱え、その同期はモンスター新人と呼ばれていました。

 

その詳細については【体験談】同期にモンスター新人を抱えた私が思う8つの特徴と4つの対処法とはという記事で解説しております。こちらも興味があれば是非ともご覧ください。

 

人から嫌われてしまう行動5選

人から嫌われる具体的な行動は上述の通り数え切れない程存在するわけですが、ここでは代表的な5つの行動をご紹介します。

 

【人から嫌われてしまう行動】

・人に依頼するときに背景や目的を伝えない

・「でも」「いやいや」「もういい」といった否定語を多用する

・人の話を最後まで聞かない

・「だって」「けど」といった言葉を多用し、言い訳ばかり

・感情的に人を怒鳴りつける

 

総じて自分本位であり相手目線が欠如していることが原因と言えるのではないでしょうか

 

おわりに。

ということで、人から好かれる要因と嫌われる要因という内容でお届けしました。

 

人から好かれると自然とポジティブになりますし、何より困ったときに周りから助けてもらえる点が大きいですよね。

 

自分一人では考えつかない発想を周囲から得られたりすることから、優秀なビジネスマンほど実は周囲に相談しているものです。

 

是非とも人を助け、人から助けられるような人材を目指していきたいものです。

 

今回は以上です。

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