【目指せ一流】ビジネスパーソンに必要なのは心技体よりも体技心【身体が資本】

「心・技・体」という言葉はよくスポーツで使われます。そして、心技体という言葉を知らない人はほとんどいないでしょう。まず第一に精神面や心の強さがあり、次に技術、その結果、最後に正しい身体能力や体力が身につくというものですね。

 

心技体が三位一体となることで、一流になるというロジックはスポーツの世界だけではなくて仕事の世界でも共通していると言えるでしょう。

 

ただ、私は仕事でこの名言を取り入れるならば「心・技・体」という順番よりも「体・技・心」の順番でスキルを磨き上げる意識が一流への近道だと思っていまして、今回はその根拠などを解説していきます。

 

本記事の内容

  • 1.結論、体力がないと優れた仕事はできない
  • 2.技術があれば心を病まない

 

1.結論、体力がないと優れた仕事はできない

結論、仕事において何よりも重要なのは体力なんですよね。よく、身体が資本といいますけど、これは本当にその通り。

 

仕事に打ち込むには集中した状況が必要ですよね。けれど体調不良だったり、あるいは病気を患っていると、集中できずにパフォーマンスが落ちてしまいます

 

私は、30代になってから気圧変化や運動不足などによる偏頭痛に悩まされているんですけど、頭痛があるとやるべき仕事が目の前にあったとしても、十分集中できないので、パフォーマンスの低下を肌で感じるんですよね。

 

そのため、自分のコンディションを整えるという意味で、まずは体力を付けること。これは地味だけど極めて重要だと感じます。そもそも、私たちの生活を根幹から支えているのは、紛れもなく体力ですからね。

 

最終的には、頭がキレて仕事のスピードがメチャクチャ早いんだけど、仕事のクオリティには妥協しないハードワーカーが最強だという話なんです。実際、皆さんの周りで「仕事がデキる人」を思い浮かべると、そういう人が多いのではないでしょうか。

 

もちろん、「圧倒的な営業力」、「周囲をやる気にさせるリーダーシップ」、「状況を正確に分析する能力」などのスキルは仕事において極めて重要です。

 

けれど、繰り返しになりますがこういった能力を活かすも殺すも自分の体調管理次第ですね。

 

年齢と共に体調管理が難しくなっていく

私は本記事を書いている時点で36歳になります。ビジネスマンとしてはまだまだ中堅クラスである一方で、20代の頃と比べると確かな身体の変化、つまりは衰えを感じています。具体的に言うとこんな感じ。

 <30代になって感じる変化>

  • 偏頭痛がしばしば起こるようになった
  • 疲れが残りやすい
  • お酒の量が減った(飲めなくなった) など

 

これらは、どれもこれも代謝や体力の低下が根本原因だと思うんですよね。特に、最近では在宅勤務を行う会社が増えてきているので、体力低下はビジネスマンの大きな課題と言えるでしょう。

 

20代の頃は免疫力も高いし、丈夫な身体がデキているのでしょうが、年齢を重ねると免疫力も代謝も落ちてくるので、20代と同じ食生活をしていればブクブク太っていきますし、努力しなければ体力維持ができないのです。

 

そのため、体力の低下を自覚して「スクワットをしてみる」とか「ランニングをしてみる」とか、自分なりの創意工夫をしていかないと、加齢と共にどんどん体力は落ちていくのでしょうね。

 

管理職を目指すならば、なおさら体力が大事

会社にもよりますけど、管理職となると一般的には40代〜50代が多いでしょう。

 

これからの時代、働き方改革の影響を受け、管理職がますますハードに働く時代になっていくでしょう。なお、私は現職を含めて3社を経験してますけど、悲しいかな管理職という人達は皆が皆忙しくしている印象があります

 

こういったことからも、次世代の管理職候補になる人は、これまでの時代以上に体力が求められてくるでしょうね。

 

ちなみに、近年ではそんなハードな管理職を目の当たりにしてしまうことから、気楽に働きたいということで管理職になりたくない人も増えているようです。

 

ただ、これにはリスクを多分に孕んでおりまして、これに関しては管理職になりたくない。そんなあなたに管理職にならないリスク3点を解説!という記事で解説しておりますので、興味があれば是非ともご覧ください。

 

2.技術があれば心を病まない

正直、「技」と「心」は同じくらい重要なので序列はそんなにない気もします。

 

ただ、一つ言えるのは「技」があるのならメンタル面が安定するということ。具体的な「技」はこんな感じ。

 <ビジネスマンが精神衛生上持っておくと良い技>

  • わかりやすく話を伝えられる能力
  • 英語などの言語能力
  • ロジカルに考えられる思考力
  • 圧倒的な専門スキル
  • コミュニケーション能力 など

 

当然、どれもこれも誰もが持てるのなら持ちたいスキルなわけですが、やはり何かしら得意な「技」が仕事上で発揮できているのなら、自ずと自信にもなっていくでしょうし、結果も出やすくなるという構図です

 

結果が伴っていけば、仕事も自分の意思通りに進めやすくなりますし、そうなればメンタルが良い方向に安定していくでしょう。

 

このように、技術と心は密接な関係にあると言えます。

 

逆に、メンタルが悪い方向に向いてしまうとあまりよろしくありません。具体的には【他責】メンタルが弱い部下の見分け方5点と対処法を解説します【ネガティブ】という記事で解説しておりますので、こちらも興味があれば是非ご覧ください。

 

気持ちが前向きになることのメリットは自責思考になること

結論、「技」を習得することのメリットは自責思考になるという点が最も大きいでしょう。

 

仕事なんて自分の思い通りに事が進むほうが珍しいですよね。日々予期せぬトラブルに見舞われたり、上司やお客様から差し戻しを喰らったりして苦虫を食い潰したような思いをしている人も多いのではないでしょうか。

 

こういった壁にぶち当たった時にも、人は気持ちが前向きになっていれば何とか逃げずに乗り越えようとするものです。一方で、気持ちが沈んでしまっていたのなら諦めてしまいがちになります。

 

気持ちが前向きになっていれば、仕事自体が嫌で嫌で仕方ないと思うこともさほどないでしょうし、結果的に心を病まずに仕事を続けていけるでしょう。

 

自責思考が心を強くしていく

結論、どんなことも自分の責任だ!と思いながら仕事をしていくと、強い気持ちを持ちながらストレスを受け止めていけるので、結果として心もタフネスに磨かれていきます。

 

よく、「若いうちに失敗しておけ」と言いますけど、正確には失敗した事実を受け止められる状態であれば失敗する意味があるんですよね。逆に言うと、失敗を人のせいにするようならいくら失敗しても意味がないんです。

 

失敗を乗り越えた経験を積むことで人は成長していきますし、やがては修羅場でも慌てることなく対処できる人材になっていくでしょう。

 

話は変わりますけど、転職面接で修羅場経験の質問を受けるのも、失敗の受け止め方を見ているのでしょうね。

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おわりに。

ということで、ビジネスマンは心技体の順番ではなく体技心の順でスキルアップすると良いですよ!というまとめ記事でした。

 

だからこそ、心を壊すリスクはあれど、若い頃こそハードに働いてビシバシしごかれるのも一考の余地ありかもしれませんね。

 

もちろん、人によってもともと持っている体力やポテンシャルは違います。自分は大型トラックではなくて軽トラック並のエンジン搭載車なんだよな。「体力は人並くらいあればいいや」くらいの開き直りでも、きちんと自分に向き合った結果であれば良いと思いますよ。

 

では今回はこの辺で。

 

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