所属している部署は会社の中でも業績が悪いので、年々同僚が異動したり退職したりしている。
このままだといずれ部署自体がなくなってしまうのではないだろうか。いっそのこと、会社を辞めたほうが良いのかな・・・
こういったことでお悩みではありませんか?
本記事を書いている私は、新卒入社した会社で部署がなくなるという経験をしました。
部署がなくなる前の数年は、業績低迷が続いた結果毎年のように上司や先輩が他部署へ異動をしていくので、来年は自分の番かなぁと憂鬱な気分になったものです。
そんな過程の中には退職していく同僚もいましたし、私自身も会社を辞めることを考えたりもしました。
そして、結論から言いますと部署がなくなって他部署へ異動するのはプチ転職のようなものであり、会社自体に魅力がないのならば廃部をきっかけに転職を考えても良いです。
今回は、そんな経験をしてきた私が部署がなくなるかもしれない環境や廃部に直面した皆さんに対して、体験談や対処法などをシェアしていきます。
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本記事の内容
- 1.会社の中でなくなる部署からは人が減っていく
- 2.事業撤退の仕事が辛い理由【モチベーション維持は困難】
- 3.廃部になるか否かは部署長の能力で決まる
- 4.廃部の理由によっては会社に見切りをつけよう
- 5.部署がなくなり退職したい人におススメの行動ステップ
1.会社の中でなくなる部署からは人が減っていく
経営者視点になってみると当たり前のことなんですけど、会社って採算性の悪い部署には人を割かないんですよね。
なぜならば、業績が低迷している部署に人を1人置くよりも、業績好調な部署に人を1人置いたほうが売上が効率よく計上できるからです。
その結果、なくなっていくような部署からはどんどん人が減っていくワケなのですが、そういった背景を踏まえて私の体験談を書いていきます。
全盛期50名弱の部署が廃部前は半6割減に
私は2008年にとある会社へ新卒入社しました。
配属された部署は当時飛ぶ鳥を落とす勢いで売上を拡大していたイケイケの部署でした。
2008年当初の部署人数は40名程度と少なかったんですけど、2011年には人も増えて総勢50名弱の部署になったんです。
けれど、2013年くらいから事業の雲行きが怪しくなり、既存事業に代わる戦略もなかったので業績は低迷してジリ貧になっていきました。
そして、その傾向は2014年も続き、廃部になった2015年は売上額が全盛期の約4割程度しかありませんでしたし、部署の人数は6割程減らされていました。
繰り返しですが、売上が4割に落ち込むような業績低迷部署からは人が減らされるということを身をもって感じた出来事でしたね。
人が減っていく部署は雰囲気が暗くなりがち
結論、私の体験談では人の減少と共に部署の売上予算が年々減らされていきました。
そして、これが地味にキツくてモチベーションの維持を難しくする要因です。
なぜならば、会社から期待されていない感がひしひしと伝わってくるから。
同時に、会社への貢献度も低くなった結果、社内的な立場も弱くなっていきました。
今までは他部署とのやり取りの中で、多少強気な交渉をしていたところが、社内の立場が弱くてお荷物部署的な立ち位置となった結果、社内でも見下されるようなシーンも増えていきました。
結果、こういった日々のストレスから一緒に働く同僚の愚痴は増えていきましたし、雰囲気も悪くなる一方でしたね。
飲み会をしても、行きつく話題は「これから先どうなるんでしょうね」とか「あと何年部署があるんでしょうね」と言った感じで、ネガティブな話題が多かったのは記憶に新しいですね。
本来モチベーションを上げるための飲み会が愚痴大会になったことで、飲み会の帰りもどんよりした気分になっていたものです。
愚痴はマイナスの感情を吐き出す行為なので、愚痴をこぼす側は良いかもしれませんけど、聞いている側は負の感情ばかりが高まっていきます。
その結果、残念ながら何人か退職者も出ましたね。
過去に飲み会で上司の愚痴を聞かされた私からすると、愚痴はマイナスの感情を伝染させてしまう行為なので、可能ならば愚痴メインの飲み会出席は避けたほうが良いと思います。
これに関しては愚痴をこぼす人が失っているモノとは。愚痴が多い人の特徴3つとデメリットを解説という記事で解説しておりますので、興味があれば是非ともご覧ください。
部署がなくなったら新しい環境になるのは不可避
結論、廃部になると新しい環境が否応なく待ち受けています。
廃部となるような外部環境では、個人の頑張りではどうしようもない状態に陥っています。
ですので、頑張っても頑張っても報われないんですよね。
人間、モチベーションをずっと高くは保てないものです。
モチベーション高くこの部署は俺が立て直す!という意気込みで仕事をしていたとしても、何かのきっかけでプツッと糸が切れてしまう可能性は誰でもあるでしょう。
だからこそ、モチベーションに頼った仕事スタイルは危ういのです。
そして、人がモチベーションを失うときには「この会社で頑張っていくのは正しいのか?」という疑問を抱きます。
実際、私も部署がなくなる過程では退職の二文字が頭をよぎりましたし、上述の通り実際に低迷な状況を憂いて転職する若手もいました。
そして、その経験から言えるのは部署がなくなった時に大事な判断基準は「会社自体の事業に魅力があるのか否か」です。
大なり小なり違いはあれど、今まで所属していた部署がなくなってしまうのはショックなことだと思います。
何より、部署がなくなるということは新しい部署でチャレンジすることを意味しますので、環境がガラッと変わるわけです。
こうした変化に抵抗感を感じるのは、ある意味当然だと思います。
そういった事態に直面した場合も、会社自体に魅力があるのならば他の部署で一回頑張ってみてから会社を辞めるか考えれば良いと思います。
けれど、もしも会社自体に魅力がなくて終わっているような状態であれば、いっそのことスパッと会社を辞めたほうが良いと言えるでしょう。
なぜならば、会社を辞めようが辞めまいが、どっちにしても環境がガラッと変わって苦労をするからです。
もちろん、転職するよりも断然異動のほうがストレスは少ないでしょうが、会社自体がイマイチならばそのストレスもあまり効率的ではないと思います。
そして、会社自体が見切りをつけたほうが良いかどうかは見切りをつけた方がいい会社の特徴12選と在籍リスク【抜け出すための行動も】という記事で解説しております。
もしも部署がなくなって、会社を辞めようか悩んでいる方は是非ともチェックください。
そして、もしも会社自体が見切りをつけたほうが良い環境であるならば、転職エージェントであるリクルートエージェントやdodaに登録して転職活動を開始することをオススメします。
リクルートエージェントは最大手で実績No1。公開求人数も圧倒的でとりあえずここだけでも登録すると良いエージェントです。
dodaは実績No2のエージェント。自分の強みを見つける自己PR発掘審診断や面接でのアピールポイントを診断するキャリア診断を展開しており、エージェントの質も高いです。
これら上位2社のエージェントであれば、キャリアアップを目指すためのアドバイスなど、様々な気付きが得られるかもしれませんよ。
なお、転職エージェントの詳細は下記の記事で解説しておりますので、是非ともご覧ください。
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おすすめ転職エージェント6選!30代で2度異業種転職を経験した筆者が徹底解説
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2.事業撤退の仕事が辛い理由【モチベーション維持は困難】
事業撤退の仕事が辛い理由①.お客様を裏切ることになる
会社員である以上、社内的に「これは近いうちに事業撤退しそうだぞ」と思っていたとしても、営業部門だったらお客様に営業をかけていくし、開発部門だったら商品を開発していくものです。なぜならば、それが仕事だから。
けれど、心の中では「絶対そのうちマズいことになる・・・」という不安を抱いているワケです。
そして、事業撤退が正式に決まったならば、会社から撤退の方針が出てくるでしょう。例えばこんな感じで。
<会社の事業撤退方針の例>
- 今後は新規の営業活動をしない
- 既存の受注案件は責任を持ってこなすこと
- 既存顧客には今年度中に事業撤退の方針を説明すること
こういった方針が出た後の現場の人間は本当に大変な思いをすることになります。
特に、直近で仕事を頂いたお客様への説明を考えるとメチャクチャ気が重いんです。
例えばあなたが家を買ったとして、半年後にそのハウスメーカーから「事業撤退します。10年間はメンテナンスしますけどそれ以降はできないです。ごめんなさい・・・」と言われたら頭にきますよね。
お客様からすると、「裏切られた」だったり「騙された」という感情を抱くことになりますし、実際にお客様からの厳しい発言によって落ち込む営業マンを結構目にしてきました。
特に、責任感の強い人ほどお客様を裏切るような気持ちになってしまい、とてもストレスを感じてしまうのです。
そして、こういったストレスを最も強く受けるのが現場の最前線で働いているエース級社員です。
こうしたエース社員が仮にストレスなどが原因で辞めてしまうと、退職の連鎖に繋がる最悪の事態にも繋がりかねません。
けれど、残念ながら廃部になるような部署にはこの負の連鎖を断ち切るほどのパワーはないんですよね。
なお、私自身新卒入社した会社で連鎖退職を経験したことがありまして、詳細は【経験談】中堅社員やエース社員が辞めることによる退職連鎖の理由と対処法とはという記事で解説しております。
こちらも興味があれば是非ご覧ください。
事業撤退の仕事が辛い理由②.評価されにくい
結論、事業撤退の仕事って赤字を食い止めるという意味でかなり重要な仕事だと思います。
けれど、どうしても目立つ仕事ではなく、売上のあがる仕事ではないので悲しいことに評価されにくいです。
それよりも、既存の事業で売上拡大○○%達成!といった、わかりやすい成果を出しているほうが評価されるのが現実でしょう。
私の体験談ですと、当時働いていた会社は部署内で一次評価がされて、会社全体で二次評価を行う仕組みだったのですが、業績低迷時は一次評価よりも二次評価で大きく評価が落ちたことがあります。
正直、この時は仕方ないなと思いつつも、結構がっかりしたのは記憶に新しいですね。
なお、会社の評価制度については【不公平】会社で評価されない人の特徴3選と評価に納得している人の割合を調査!という記事で評価される人とされない人の違いなどを解説しております。興味のある方はこちらもご覧ください。
事業撤退の仕事が辛い理由③.成長に繋がりにくい
結論、事業撤退の仕事はなかなか希少価値の高い経験であり、忍耐力が身につく一方で自己成長には繋がりにくいです。
なぜならば、モチベーション高く仕事ができないから。
前提として、仕事である以上モチベーションがあろうがなかろうがやるべき仕事はしていくのは当たり前です。
一方で、これは経験者だからこそ断言できるのですが、そこにモチベーションがあるか否かで成長度合いは天と地ほど違います。
ただ、これは結論会社がどれだけ魅力的なのかという点に直結するんです。
例えば、会社自体は魅力的な事業をいくつか展開していて、自分の部署がなくなったとしても他の魅力的な部署へ異動できるのなら「とりあえず今の仕事は一生懸命頑張ろう」と士気高く仕事に励むことができるでしょう。
けれど、会社自体がイマイチであり「他の部署の仕事なんてやりたくないなぁ」と思う場合はそうはいきません。
当然、この場合は自分にとっても良くなくて、この状態で数年費やすことは大げさじゃなくて人生の浪費と言えます。
ですので、もしもそんな環境にあるのなら、今一度会社で働き続ける意味を再考したほうが良いと思いますね。
3.廃部になるか否かは部署長の能力で決まる
結論、部署長の存在は部署存続において極めて重要な要素です。
私の体験談で言うと、最終的に2015年に廃部になってしまったんですけど、2013年から部署長になった人が正直トンチンカンな人でした。
その人は専門知識が凄まじくて、専門領域の知見を生かして成果を残して出世した人だったんですけど、営業的な視点がなかったり全体を俯瞰して物事を考えることが苦手な方でした。
会社に対して自部署の立ち位置だったり、自部署を残すメリットなどをうまく説明できていなかったんですよね。
その結果、2015年に廃部になってしまったワケなんですけど、当時の同僚が口を揃えていたのは「○○さん(前任の部署長)だったら廃部にはなっていなかった」ということ。
まぁ、私の場合は延命したとして、それって会社の為になったのだろうか?という思いがあるので、早くに廃部となったこと自体はむしろ良い選択だった気もします。
経営者がポンコツだと本当に部下は苦しい思いをしてしまうでしょう。
やはり、尊敬できる人や能力のある人が上司にいるのが大切ですよね。じゃないと、「私も○○さんに追いつくぞ!」といった気持ちで仕事に取り組めませんからね。
4.廃部の理由によっては会社に見切りをつけよう
機械的にルールを設けている会社は制度に問題あり
私が過去に働いていた会社がそうでしたが、「新規サービスを始めてから◯◯年で△△以上の利益がない事業は次年度の営業を中止」というルールを設けている会社もあります。
結論、こういった杓子定規なルールを設けている会社は柔軟性がないのでイマイチです。
大前提、サービスというのはそれぞれビジネスモデルや販売先が異なるので、はじめてすぐに利益がバンバン出るようなものもあれば、最初の数年は赤字だけど、生みの苦しみを乗り越えると黒字転換するものもあります。
そういった特性の違いを考慮することなく、世の中すべてのサービスを一括りにしてしまっている時点でセンスがないですし、そんな会社は見切りをつけても良いように思えます。
ちなみに、私の体験談で申し上げますと、なぜこんなルールが設けられているかというと、価値のない新規サービスが多すぎるという課題があったからです。
そして、その諸悪の根源が普段の仕事ぶりを見ていない人事部門が昇格を判断する評価制度でした。
わかりやすく、「世の中にない新しいサービスを打ち出しました!」というPRをする人が多く出世していく評価制度があったため、世の中に価値のないサービスが次々と生まれていったのです。
シンプルに、この考えは顧客視点ではなくて自分の利益中心の考え方なので、思考もダメダメだと思いますね。
5.部署がなくなり退職したい人におススメの行動ステップ
転職しなければきっと後悔する
部署がなくなって会社を辞めたい状態って、言い換えると「会社自体に魅力はなくて、異動してまで今の会社で働くモチベーションはない状態」とも言えます。
もちろん、転職が成功する保証なんてどこにもありません。失敗してしまう可能性も当然あります。
けれど、今の状態で長く働き続けていても仕事のモチベーションはなかなか上がらないと思うので、自分の能力も伸び悩んでいくことになります。
最悪のパターンはモチベーション低く仕事をし続けた結果、「本格的に辞めたい」と思った30代〜40代の時にどこからも必要とされなくなることです。
こうなると、今の会社にしがみつくしか手段はなくなり、厳しい人生が待ち受けると共に圧倒的な後悔をすることになるでしょう。
誰もがそんな最悪な未来は避けたいですよね。
それに、部署がなくなると異動になって軽い転職みたいなものなので、そのストレスを考える必要はあります。
そんな中、もっと楽しく仕事をしたい、スキルを高めたい、年収を伸ばしたいなどの意欲があるのならば、本気になって転職活動をすべきだと思いますね。
そして、まずはリクルートエージェントやdodaなどの転職エージェントに登録を行うのがオススメです。
また、転職エージェントを使うメリットを列挙するとこんな感じ。
転職エージェントを使うメリット
■自分では探すことができない非公開求人を紹介してもらえる
■企業の内情や採用の背景を教えてもらえる
■職務経歴書や履歴書などの書類添削をしてもらえる
■模擬面接練習や面接時の過去QAなどの情報共有をしてもらえる
■面倒な応募手続き、面接の日程調整などを仲介してもらえる
■あなたのセールスポイントを企業にPRしてくれる など
そして、これだけの支援をしてくれるにも関わらず無料な点は使う側にとって大きなメリットです。
転職の求人は椅子取りゲームと同じです。
あっ。この求人興味がある。入れるなら入りたいなぁ・・・
と思っていて毎日を過ごしていたら、「求人の応募は終わっていた」なんてことはよくある話。
ですので、もしも転職をしたいと思うのなら、プロの知見をいち早く得られるように早めに登録するのがポイントだと思います。
まずは総合転職エージェントに登録しよう
株式会社エージェントは2022年4月12日にプレスリリースで「転職エージェントカオスマップ 2022年版」を公開しています。
<みんなのキャリア:【2023年徹底比較】転職エージェントおすすめ人気ランキング9選より引用>
転職エージェント大手のリクルートエージェントやdodaやパソナキャリアは「総合」転職エージェントです。
「総合」とは名前の通り「様々な業種の求人を取り扱っている」ことを示しています。
私の実体験で言いますと、「メーカー」「Sler」「IT」など、転職先の業界を絞りこめていなかったので、複数の業界に多くの求人を持つ総合転職エージェントが非常に便利でした。
「あっ!この会社知ってる。面白そうな求人が出てるじゃん!」ってチャンスに巡り会える機会に恵まれたワケです。
また、転職したい業界が決まっていた場合も、業界特化の中小転職エージェントよりも総合転職エージェントのほうが多く求人数を抱えていた。なんてのはよくある話です。
ですので、転職したい業界が決まっているか否かに関わらず、求人数の多い総合転職エージェントに登録しておくと良いと思います。
結局はエージェントの担当とマッチングするかどうか
例えば、業界最大手のリクルートエージェント一つとっても「最高に良かった!」という人もいれば「良くなかった」という人もいます。
当然ですけど、どんな転職エージェントにも担当者は複数存在するワケなので、結局は担当者との相性が良いか悪いか、そこが鍵なんです。
ですので、「とりあえず登録しておけ」とオススメするリクルートエージェントでも、「担当者と合わない・・・」という結果になる可能性は全然あります。
そのため、転職エージェントにいくつか登録を行い、使ってみながら自分に合った転職エージェントを絞っていくと良いと思います。
ちなみに私自身は最初の転職はリクルートエージェント、2回目の転職ではdodaを使って転職しました。
上記2社に加えて、パソナキャリアも活用しつつ転職活動を進めていたんですけど、3社共に丁寧なサポートでしたし、面接前には合格するためのコツを共有してくれたりと、すごく満足度の高いサービス内容でした。
また、若手向けには営業やIT系の転職では、ワークポートの評判が良いので、私がもしも20代に戻って転職活動をするならばワークポートも併用すると思います。
そんな実体験を踏まえると、各サービスの良いところや感想は結論こんな感じ。
<広告:おすすめの転職エージェント>
- リクルートエージェント:最大手だけあって、求人数も豊富であり転職アドバイスの質も高かった。とりあえずここは登録しておけとおススメできるエージェントです。
- doda:リクルートエージェントにない求人も多く、面接選考に進んだ際のアドバイスや対策ノウハウなど、情報の質が高かったので活用して本当に良かった。
- ワークポート:営業やIT系、Web系、エンジニア職の就職支援に強い。若手や第二新卒でIT系を目指す人にはおススメ
転職を成功させるには、どのサービスを使うかは極めて重要です。
これらの転職エージェントを活用し、より良い職場環境への転職を進めていきましょう。
転職しようか迷っている人は受け身の活動がおすすめ
結論、転職エージェントに登録したほうが良い人は「転職する意思を固めた人」です。
ぶっちゃけた話、転職エージェントに登録すると転職エージェントとの面談もしなければなりませんし、求人をバンバン紹介されます。
転職するぞ!と前のめりになっている人ならば求人紹介は歓迎でしょうが、転職しようか迷っている人にとっては転職エージェントの求人紹介は正直鬱陶しいと思います。
そんな方は、面倒な面談などを行うことなく待っているだけで「あなたに興味がある!」と求人が届く「ヘッドハンティングサイト」や「転職サイト」がおススメです。
そして、これらのサイトに登録する前に自分の市場価値を把握し、自己分析を行っておくことが重要だと思います。
市場価値がわかれば今の収入が自分に見合っているのかがわかりますし、自己分析ができていれば「自分に合っていない仕事だと知らずに転職すること」を防ぐことができます。
そして、市場価値の見極めと自己分析を簡単にするならばミイダスがオススメです。
私も転職活動時には自己分析のツールとしてミイダスを使っていました。ミイダスの良いところは、「無料」「会員登録はスマホで15分くらい」「面談などがない」の3つです。
ミイダスの年収診断サービスは結構ざっくりしているので参考程度に考えるのが良いですが、「バイタリティ」「人あたり」「チームワーク」などを分析してくれるコンピテンシー診断はかなり自己分析に有用でした。
転職した後にどんな仕事がしたいのか、漠然としている人は是非とも使ってみることをオススメします。
ミイダスを使って自己分析を行い、自分がハイキャリア層だと認識できた人は年収1,000万以上の求人が1/3を占めるハイキャリア向けヘッドハンティングサイトであるビズリーチを活用すると良いでしょう。
また、転職最大手のリクナビNEXTの利用は万人におすすめです。
こういったサービスを活用し、まずは受け身の姿勢で自分の市場価値や求人情報を知るところから始めてみて、具体的に興味が出てきたら転職エージェントへの登録を検討するという手順を踏む人は多いです。
実際、私も自分の市場価値はどうなんだろう?と思いながらビズリーチへの登録をしたことが二回目の転職活動の始まりでした。
なお、ビズリーチに関しては【実体験】ビズリーチの評判は?転職できるの?使った感想や活用術をご紹介!という記事で詳細を解説しております。是非ともご覧ください。
※一部プロモーションが含まれています
おわりに。
ということで、私の部署がなくなってしまった体験談を中心としたまとめ記事でした。
経験上、30歳頃になると転職という2文字が頭をよぎるんですけど、部署がなくなってしまうと30歳を待たずして「今の会社にいても良いのか」を考えてしまいますよね。
ただ、会社自体がイマイチなのであれば、むしろ良いきっかけなのかもしれません。
是非、この機会に今の環境を客観的に見つめ直して頂き、後悔のない選択に繋げて頂ければ幸いです。
今回は以上です。